突然テレビが映らなくなり、画面に「E202」と表示された場合、多くの方が「テレビが故障したのでは?」と不安になります。しかし、E202は主にアンテナや配線、電波受信環境に関するエラーを意味するため、原因を正しく見極めれば自力で解決できる場合もあります。この記事では、E202エラーが発生したときに確認すべきポイントと、業者に依頼する判断基準を解説します。
E202エラーとは?
E202は「信号が受信できません」という意味のエラーコードです。テレビ本体に異常があるわけではなく、地上デジタル放送(地デジ)やBS/CS放送の電波がテレビまで届いていない状態を示しています。つまり、アンテナ・配線・ブースター・電源などの経路に問題が発生している可能性が高いのです。
まず最初に確認すべき基本ポイント
全てのテレビで映らない場合は、アンテナや配線側のトラブルがほぼ確実です。以下の項目を順番にチェックしてみましょう。
- アンテナケーブルの抜けやゆるみ:テレビ背面のアンテナ端子がしっかり差し込まれているか確認します。
- 分配器・壁面端子:複数の部屋で視聴している場合、分配器や壁内配線の緩みや腐食が原因のことがあります。
- ブースターの電源ランプ:アンテナに電源を送るブースターが設置されている場合、電源ユニットのランプが点灯しているか確認します。消えている場合、電源が入っていないか、故障している可能性があります。
- 天候や強風の影響:暴風雨や強風の後は、アンテナの向きが変わって電波を正しく受信できないことがあります。
アンテナレベルが0のときの考えられる原因
テレビの「アンテナレベル」表示で0の場合、以下のようなトラブルが多く見られます。
- アンテナケーブルの断線:屋外や壁内部でのケーブル劣化により信号が途絶えている可能性があります。
- アンテナの経年劣化や腐食:設置から10年以上経過したアンテナは、内部の接点腐食や錆びが原因で信号を送れなくなることがあります。
- ブースターの故障:屋外設置のブースターが雷や湿気の影響で故障している場合、全てのテレビで映らなくなります。
- 電源供給の問題:ブースター電源やアンテナ電源供給設定がオフになっていると、信号が送られません。
自分でできる応急処置と確認方法
以下のような手順で簡単な確認や対処ができます。
- アンテナケーブルを一度抜き差しして接触をリセット。
- ブースターの電源ユニットのプラグを抜き、10秒ほどして再接続。
- テレビの設定メニューから「アンテナ電源供給」を「入」に変更。
- 他のテレビ端子で接続してみて映るかどうかを確認(特定の端子だけ映らない場合は配線不良の可能性)。
業者を呼ぶべきタイミング
以下のような状況であれば、電気工事士やアンテナ業者に依頼するのが安全で確実です。
- 屋根や壁のアンテナ本体を確認しても異常が見当たらない。
- 全ての部屋でE202エラーが出ている。
- ブースターのランプが点灯していない、または電源を入れても復旧しない。
- アンテナ設置から10年以上経過している。
アンテナの再設置や配線の交換は高所作業を伴うため、個人での修理は危険です。プロの業者に依頼すれば、電波測定器で正確な原因を診断し、再調整・交換までスムーズに行ってくれます。
まとめ
「E202」エラーが出てテレビが映らないときは、テレビではなくアンテナや配線、電源系統に問題があることがほとんどです。ケーブルの抜けや電源の確認など基本的な点をチェックしても改善しない場合は、無理をせず専門業者に相談するのが最も安全で確実です。放置するとBS・地デジの両方が受信できなくなるだけでなく、悪化する可能性もあるため、早めの点検をおすすめします。


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