アイドルカメコ(アイドル撮影)では、顔にピントを合わせることが最も重要です。しかし、EOS7Dで撮影していると、顔ではなく手やマイクにピントが合ってしまうことがあります。この記事では、EOS7Dで顔にピントを合わせるための設定方法と撮影のコツを詳しく解説します。
EOS7DのAFモードとピント合わせの基本
EOS7Dでは、AF(オートフォーカス)モードやピント合わせの方法を適切に設定することで、顔にピントを合わせやすくなります。特に、1点AFとAIサーボモードを使っている場合、ピントを合わせるポイントを明確に指定することが重要です。
AIサーボモードは動いている被写体にピントを追従させるため、アイドルのように動きが多い被写体でも効果的ですが、顔以外の部分にピントが合ってしまうことがあるので注意が必要です。
顔にピントを合わせるための設定方法
顔にピントを合わせるためには、顔認識AF機能を活用するのが一番簡単です。EOS7Dには、顔検出機能が搭載されており、これをオンにすることでカメラが自動的に顔を検出してピントを合わせます。
もし顔認識AFが上手く動作しない場合、AFポイントを手動で顔に合わせる方法もあります。1点AFにして、ファインダー内のAFポイントを移動させて、顔の部分にピントが合うように調整します。
AIサーボで顔にピントを合わせるコツ
AIサーボモードで動きの速いアイドルを撮影する際には、顔にピントを合わせるために連続でシャッターを押し続けるテクニックが有効です。シャッターを半押ししてピントをロックし、そのまま撮影し続けることで、カメラが顔を追い続けてくれます。
また、AFポイントを中央に設定することも有効です。中央のAFポイントは動きに対して追従しやすいため、顔がフレーム内で動いても、よりピントが合いやすくなります。
ピント合わせを助けるカスタム設定
EOS7Dでは、カスタムAF設定を変更することで、より精度の高いピント合わせが可能です。例えば、「AFトラッキング感度」を調整することで、被写体が速く動いてもピントを維持しやすくなります。
また、「AIサーボ AF」の「追尾動作」を設定して、動きの激しいアイドルの顔を追い続ける精度を向上させることができます。これにより、手やマイクにピントが合うのを防ぐことができます。
三脚やスタビライザーを活用する
ピント合わせに関して、カメラの揺れを防ぐために三脚やスタビライザーを使うことも有効です。特に動きが速い被写体を撮影する際に、カメラの揺れが原因でAFがうまく機能しないことがあります。三脚やスタビライザーで安定させることで、AFがより精確に動作します。
まとめ
EOS7Dでアイドルカメコ撮影を行う際、顔にピントを合わせるためには、顔認識AFや1点AF、AIサーボモードの設定をうまく活用することが重要です。これらの設定を調整することで、手やマイクにピントが合う問題を解決し、より理想的な撮影が可能になります。
撮影の際には、カメラの安定性を保つために三脚やスタビライザーを使用することもお勧めします。これにより、動きの速いアイドルの撮影でも、ピントが顔にぴったり合った写真を撮影できるでしょう。


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