Z790M PG Lightning/D4 BIOSアップデート時の「invalid file」エラー解決法とトラブルシューティングガイド

周辺機器

Z790M PG Lightning/D4のBIOSアップデートで「invalid file」のエラーが発生し、アップデートができないという問題は、多くのユーザーにとってストレスの大きいものです。初期設定や手順に問題がない場合でも、このエラーが表示されることがあります。本記事では、このエラーの原因と解決策をわかりやすく解説します。

1. BIOSアップデートで「invalid file」が発生する理由とは?

BIOSのアップデート中に「invalid file」エラーが発生する原因は複数考えられます。このエラーは、アップデートファイルが正しく読み込まれていない場合や、USBドライブのフォーマットに問題がある場合に発生することが多いです。

一般的な原因としては、以下のようなものがあります。

  • アップデートファイルが正しくダウンロードされていない
  • USBドライブのファイルシステムが不適切
  • BIOSアップデート手順のミス

2. BIOSアップデートファイルのダウンロードと確認

まず最初に確認すべきことは、BIOSアップデートファイル自体が正しいものであるかどうかです。製造元の公式サイトからダウンロードしたファイルが破損していたり、誤って他のモデルのBIOSをダウンロードした可能性もあります。

以下の点をチェックしてください。

  • マザーボードのモデル番号が正しいか
  • 最新のBIOSバージョンがダウンロードされているか
  • ダウンロードしたファイルが圧縮されている場合は、解凍して正しい形式で保存されているか

3. USBドライブのフォーマットと設定

USBドライブのフォーマット方法も重要なポイントです。USBドライブが正しくフォーマットされていないと、BIOSが認識できず、「invalid file」のエラーが発生します。

USBドライブをフォーマットする際の推奨設定は以下の通りです。

  • ファイルシステム:FAT32(FAT16も可)
  • パーティション:主パーティションであること

さらに、BIOSファイルをUSBドライブのルートディレクトリに保存するようにしてください。サブフォルダに入れてしまうと、マザーボードが正しく認識できないことがあります。

4. Instant Flash機能の使い方と注意点

Z790M PG Lightning/D4には、Instant Flashという便利なBIOSアップデート機能が搭載されています。この機能を使うと、PCを起動した状態でBIOSアップデートを行うことができるため、非常に効率的です。しかし、使用方法に注意点もあります。

Instant Flashを使う際のポイントは。

  • BIOSアップデート中にPCをシャットダウンしない
  • USBドライブは、PCのUSBポートに直接接続する(USBハブを使わない)

5. 他のトラブルシューティング方法

もし上記の方法を試してもエラーが解決しない場合、次のような追加の対策を試してみてください。

  • 別のUSBドライブを試す(可能であれば、別のメーカーや容量の異なるものを使用)
  • BIOSアップデートの手順をもう一度確認する(特にダウンロードしたファイル名や配置場所)
  • 他のUSBポート(特にUSB 2.0ポート)を試す

また、マザーボードが初期不良である可能性もあるため、その場合は製造元のサポートに問い合わせることも検討してください。

6. まとめ

Z790M PG Lightning/D4のBIOSアップデート中に発生する「invalid file」エラーは、BIOSファイルやUSBドライブのフォーマットに関する問題が原因であることが多いです。まずはアップデートファイルが正しいものであるか確認し、USBドライブをFAT32で正しくフォーマットした上で、Instant Flash機能を試すことが重要です。

もしこれらの方法を試しても解決しない場合は、他のUSBドライブやポートを使用したり、サポートに相談することを検討しましょう。正しい手順で進めれば、BIOSアップデートを正常に完了することができるはずです。

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