Canon EOS R5 MarkⅡを使用して鉄道やスポーツ、アイドルライブなどの撮影を行っている方からの質問をもとに、メカシャッターと電子シャッターの選択に関する考察をお届けします。特にAF追従精度やシャッター選択の影響について解説します。
メカシャッターと電子シャッターの違い
メカシャッターと電子シャッターは、それぞれ異なる利点と欠点があります。メカシャッターは物理的にシャッターを開閉する仕組みで、動作音やブラックアウトが発生することがありますが、ローリングシャッター歪みが少なく、特に速い動きがあるシーンでは安定しています。一方、電子シャッターは音がなく、ブラックアウトもないため静音で連写が可能ですが、ローリングシャッター歪みが発生することがあり、高速で動く被写体には不向きです。
AF追従精度とシャッター選択
AF追従精度において、メカシャッターを使用すると連写中にブラックアウトが発生することがあります。このブラックアウトの間、AFが正確に追従できない可能性があり、特に速い動きのある被写体(鉄道やスポーツ)の撮影では精度に影響を与えることがあります。一方、電子シャッターはブラックアウトがないため、連続的に被写体を捉えることができますが、ローリングシャッター歪みが問題となる場合があります。
鉄道撮影における最適なシャッター選択
鉄道の編成写真などでは、特にローリングシャッター歪みが重要です。このため、電子シャッターを使用すると歪みが発生しやすいため、メカシャッターを選択するのが一般的です。メカシャッターではローリングシャッター歪みを避けられる一方で、連写時のブラックアウトによってAF追従が難しくなる場合があります。この場合、単写モードで撮影する方がAF精度が向上する可能性があります。
スポーツやアイドルライブ撮影での電子シャッターの利点
スポーツやアイドルライブの撮影では、動きが速いため、電子シャッターの方が有利です。電子シャッターではブラックアウトがないため、常に被写体を追い続けることができ、AFの精度が高まります。このため、連写時でもAFが正確に動作し、より多くの決定的瞬間を捉えることができます。
まとめ
メカシャッターと電子シャッターの選択は、撮影する被写体と撮影環境に大きく依存します。鉄道撮影や高速で動く被写体の場合、メカシャッターを選択することでローリングシャッター歪みを回避し、精度の高いAF追従が可能です。一方、スポーツやライブ撮影などでは、電子シャッターの方がAF精度が向上し、素早い連写が可能になります。自分の撮影スタイルに合わせて、最適なシャッターを選択しましょう。


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