水道検針業務で使用されるCANONのハンディターミナルですが、紙詰まりが発生すると業務に支障をきたしてしまいます。特に、用紙がセットできない、プリントアウトができないというトラブルはよくある問題です。
本記事では、CANONのハンディターミナルの紙詰まり解消方法や、今後の予防策について詳しく解説します。
ハンディターミナルの紙詰まりの原因
紙詰まりが発生する原因として、以下のような要因が考えられます。
- 用紙のセットミス:用紙が正しく装着されていない
- 用紙の湿気や折れ:湿気を含んだり、折れ曲がった用紙を使用している
- プリンターヘッドの汚れ:長期間の使用でヘッドに汚れが蓄積
- ローラーの劣化:用紙を送り込むローラーが摩耗している
紙詰まりが発生した際の対処法
以下の手順で紙詰まりを解消しましょう。
① 電源をオフにする
まず、ハンディターミナルの電源をオフにして、安全に作業できる状態にします。
② プリンターカバーを開ける
紙が出てくる部分のカバーは取り外し可能なモデルが多いですが、無理に外さないようにしましょう。
- カバーが開けられるタイプか確認
- 開閉用のロック解除ボタンがある場合は、それを押しながら開く
③ 詰まっている紙を取り除く
慎重に紙を取り除きます。無理に引っ張ると内部の部品を傷める可能性があるので、ゆっくり取り出してください。
④ ローラー部分の清掃
紙詰まりの原因がローラーの汚れや劣化である場合、乾いた布や綿棒でローラーを清掃します。
汚れがひどい場合は、無水アルコールを含ませた布で拭き取ると効果的です。
⑤ 用紙を正しくセットする
新しい用紙を正しくセットし、以下のポイントをチェックしましょう。
- 用紙が折れたり湿っていないか
- ロール紙の方向が正しいか(向きが間違っていると印刷できない)
- 用紙の端がプリンターヘッドに正しく当たっているか
⑥ 電源をオンにしてテスト印刷
最後に、電源を入れ直して、テスト印刷を行いましょう。
- 印刷が正常にできるか
- 紙送りがスムーズに行われるか
問題が解決しない場合は、メーカーサポートに問い合わせるのも一つの方法です。
紙詰まりを防ぐための予防策
紙詰まりを防ぐためには、日頃のメンテナンスが重要です。
① 適切な用紙を使用する
プリンターに対応した用紙を使用し、湿気を含まないように保管しましょう。
- 使用する用紙は推奨されているサイズ・厚みのものを選ぶ
- 湿気の多い場所に保管しない(密閉容器や防湿剤を活用)
② 定期的なクリーニング
ローラーやプリンターヘッドの汚れを定期的に清掃することで、紙詰まりを予防できます。
- 月に1回程度、綿棒や乾いた布でクリーニング
- プリンターヘッドの汚れが目立つ場合は、無水アルコールを使用
③ 正しい用紙セット方法を確認する
用紙をセットする際は、以下の点に注意しましょう。
- 用紙の向きを間違えない
- プリンターヘッドのガイドラインにしっかり合わせる
- 用紙の端が折れていないかチェック
まとめ
CANONのハンディターミナルで紙詰まりが発生した場合、以下の手順で解決できます。
- 電源をオフにして、プリンターカバーを開ける
- 詰まった紙を慎重に取り除く
- ローラーやプリンターヘッドの汚れを清掃する
- 用紙を正しい向きでセットし直す
- 電源をオンにしてテスト印刷を行う
また、定期的なメンテナンスや適切な用紙の使用によって、紙詰まりを防ぐことができます。
これらの対策を実施し、業務をスムーズに進めましょう。
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