自作PCの画面が映らない?原因と対処法を徹底解説

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自作PCのアップグレードやパーツ交換を行った際に、電源は入るが画面が映らないというトラブルに遭遇することがあります。特に、CPUクーラーやマザーボードを交換した後に発生することが多く、原因は複数考えられます。本記事では、考えられる原因と具体的な対処法について解説します。

考えられる原因

画面が映らない場合、主に以下のような原因が考えられます。

  • 電源ユニットの供給不足
  • グラフィックボードの接触不良
  • マザーボードのBIOS設定
  • メモリの不具合
  • CPUの取り付けミス

対処法とチェックポイント

1. 電源ユニットの確認

PCの電源は入るものの、画面が映らない場合、電源ユニットが十分な電力を供給できていない可能性があります。

  • 電源容量を確認(500WではRTX3050の動作が不安定になる可能性あり)
  • 24ピンATX電源コネクタと8ピンCPU電源コネクタが正しく接続されているか確認
  • 別の電源ユニット(650W以上)で動作確認を行う

2. グラフィックボードの確認

グラフィックボードのファンは回っているものの、「GEFORCE」のLEDが光らない場合、適切に認識されていない可能性があります。

  • PCIeスロットにしっかり差し込まれているか確認
  • 補助電源(6ピンまたは8ピン)が正しく接続されているかチェック
  • BIOSリセットを試す(CMOSクリア)
  • 別のGPUまたはオンボード映像出力(CPUが対応している場合)で映像出力を試す

3. マザーボードのBIOS設定

マザーボードを交換した際に、BIOSの設定が初期化されている可能性があります。特に、H610M-E D4とGIGABYTE H610M S2H DDR4では設定が異なる可能性があります。

  • BIOSのCMOSクリアを試す(マザーボードの説明書を参照)
  • 最新のBIOSにアップデート(別のPCが必要)

4. メモリの確認

メモリの取り付けが不完全、またはメモリモジュールが故障している可能性もあります。

  • メモリを一度抜いて、1枚ずつスロットを変えて試す
  • 別のメモリを用意して試す
  • メモリスロットが正常か確認

5. CPUの確認

CPUクーラーを交換した際に、CPUのピンが曲がる、または正しく装着されていないと起動しないことがあります。

  • CPUを慎重に取り外してピンをチェック
  • CPUクーラーの締め付けが強すぎないか確認
  • CPUソケットの汚れや異物を取り除く

まとめ

PCが起動するが画面が映らない場合、以下の手順でチェックしましょう。

  • 電源ユニットが十分な電力を供給しているか確認
  • グラフィックボードが正しく接続されているか確認
  • BIOSをリセットして、適切な設定にする
  • メモリを1枚ずつ試し、問題がないかチェック
  • CPUの取り付け状態を再確認

これらの手順を試しても改善しない場合は、電源ユニットやマザーボードの不良を疑い、交換を検討するのがよいでしょう。

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