ゲーミングキーボードを選ぶ際に、赤軸(リニア)と青軸(クリッキー)のどちらを選ぶべきか迷う方は多いでしょう。それぞれの軸には異なる特性があり、用途や好みによって最適な選択肢が異なります。
本記事では、赤軸と青軸の違い、メリット・デメリット、どのような用途に向いているかを詳しく解説します。
ゲーミングキーボードの「軸」とは?
メカニカルキーボードには、キーのスイッチに「軸」と呼ばれるメカニズムが搭載されています。軸の種類によって、キーの押し心地、打鍵音、反応速度が異なります。
代表的な軸の種類には以下のようなものがあります。
- 赤軸(リニア) – 静かで軽い押し心地
- 青軸(クリッキー) – クリック音がはっきりしている
- 茶軸(タクタイル) – 赤軸と青軸の中間的な打鍵感
それでは、赤軸と青軸の違いについて詳しく見ていきましょう。
赤軸(リニアスイッチ)の特徴
赤軸は、スムーズで静かなタイピングが特徴のスイッチです。
赤軸のメリット
- 静音性が高い – クリック音がないため、オフィスや共有スペースでも使いやすい
- キーが軽く、連打しやすい – 力を入れずにスムーズに押せるため、素早い入力が可能
- 疲れにくい – 長時間のゲームやタイピングでも指に負担がかかりにくい
赤軸のデメリット
- 押した感触が少ない – クリック感がなく、しっかり押したかどうか分かりづらい
- 誤入力しやすい – 軽いタッチでも反応するため、不意にキーを押してしまうことがある
赤軸に向いている人・用途
赤軸は、FPS(ファーストパーソンシューティング)やMOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)などのゲームに向いています。また、静音性を求めるオフィスワークやライティングにも適しています。
青軸(クリッキースイッチ)の特徴
青軸は、はっきりとしたクリック感とカチカチとした打鍵音が特徴のスイッチです。
青軸のメリット
- しっかりとした打鍵感 – 押した感触が分かりやすく、正確なタイピングが可能
- 爽快なクリック音 – タイピングのリズムを楽しめる
- 誤入力が少ない – クリック感があるため、意図しない入力を防ぎやすい
青軸のデメリット
- 打鍵音が大きい – カチカチとした音がするため、周囲に迷惑をかける可能性がある
- キーがやや重め – 軽いタッチでは入力できないため、長時間の使用では指が疲れやすい
青軸に向いている人・用途
青軸は、タイピングの快適さを重視する人や、しっかりとした打鍵感が好きな人におすすめです。MMORPG(大規模多人数オンラインRPG)やRTS(リアルタイムストラテジー)など、入力の正確性が求められるゲームにも向いています。
赤軸 vs 青軸:どちらを選ぶべき?
以下の表に、それぞれの特徴をまとめました。
特徴 | 赤軸(リニア) | 青軸(クリッキー) |
---|---|---|
打鍵音 | 静か | カチカチと大きい |
押し心地 | スムーズで軽い | しっかりとしたクリック感 |
誤入力のしやすさ | しやすい(軽いため) | しにくい(押した感触がある) |
おすすめの用途 | FPS・MOBA・静音性が求められる環境 | タイピング・MMORPG・しっかりした打鍵感が欲しい人 |
まとめ
ゲーミングキーボードの赤軸と青軸には、それぞれ異なる特徴があります。
静音性とスムーズな入力を求めるなら赤軸、しっかりとした打鍵感と正確な入力を求めるなら青軸が適しています。
用途に応じて適切なスイッチを選ぶことで、快適なゲーム環境を構築できます。最終的には、実際に店舗で試し打ちするのが最も確実な選び方です。
自分に合ったゲーミングキーボードを見つけて、最高のゲーム体験を楽しみましょう!
コメント