JBL TOUR PRO 3は高音質で人気の完全ワイヤレスイヤホンですが、シャワー中に使用しても問題ないのでしょうか?防水性能の基準や水回りでの使用について詳しく解説します。
JBL TOUR PRO 3の防水性能
JBL TOUR PRO 3は、IPX5の防水規格に対応しているとされています。このIPX5という防水等級は、あらゆる方向からの水の噴流に耐えられることを示します。
しかし、これは「水しぶきには耐えられるが、水没には対応していない」というレベルの防水性能であるため、完全に濡れる環境では注意が必要です。
シャワーでの使用は可能?
シャワー中にJBL TOUR PRO 3を使用する場合、以下のリスクがあります。
- 湯気や湿気の影響:電子機器は水だけでなく高温・湿気によっても故障する可能性があります。シャワールームの蒸気は内部に浸透し、故障の原因となることがあります。
- 水没のリスク:IPX5の防水性能では、直接水を浴び続ける環境には対応していません。シャワーを直接当てることで、イヤホンの内部に水が浸入する可能性があります。
- 滑り落ちるリスク:濡れた手でイヤホンを触ると滑りやすく、排水口に落としてしまう可能性もあります。
防水イヤホンならシャワーで使える?
JBL TOUR PRO 3はシャワーでの使用には適していませんが、IPX7以上の防水性能を持つイヤホンであれば、シャワーでも使用できる可能性があります。
例えば、次のような防水性の高いイヤホンならシャワーでも使用しやすいでしょう。
イヤホン名 | 防水等級 | 特徴 |
---|---|---|
Sony WF-SP900 | IPX8 | 完全防水で水泳でも使用可能 |
Jabra Elite Active 75t | IP57 | 防塵・防水性能が高くジムやシャワーでも使用可 |
AfterShokz Aeropex | IP67 | 骨伝導で防水性能が高い |
JBL TOUR PRO 3を水回りで使用する場合の注意点
JBL TOUR PRO 3を水回りで使用する場合は、以下の点に注意してください。
- シャワー中の使用は避ける:防水性能が不十分なため、長時間の水しぶきや湯気の影響を受けやすい。
- 水滴を拭き取る:使用後はイヤホンについた水分を柔らかい布で拭き取り、乾燥した場所で保管する。
- 防水ケースを利用する:完全防水ケースを利用することで、バスルーム内での持ち運びを安全に行える。
まとめ
JBL TOUR PRO 3はIPX5の防水性能を備えていますが、シャワー中の使用には適していません。水しぶき程度なら問題ありませんが、長時間の水の接触や湯気の影響を受ける可能性があるため、バスルームでの使用は避けるのが無難です。
もしシャワー中に音楽を楽しみたい場合は、IPX7以上の防水性能を持つイヤホンを選ぶことをおすすめします。適切な防水仕様のイヤホンを選び、安全に音楽を楽しみましょう。
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