3Dプリンターのスライサーソフト「Bambu Studio」を使っていると、複数のモデルを組み合わせたい場面があります。ただ、モデルがビルドプレートから離れず、思ったように重ねられないことがあります。
特に上下に配置して結合したい場合や、メッシュブーリアンで一体化したいときに「どう操作すればいいのか分からない」とつまずきやすいポイントです。
結論:Bambu Studio単体ではブーリアン編集は限定的
Bambu Studioは基本的に「スライス専用ソフト」であり、Blenderのような本格的なメッシュブーリアン編集機能は備えていません。
そのため、モデル同士を完全に融合させる“編集目的の結合”は外部ソフトを使うのが前提になるケースが多いです。
モデルがプレートから離れない理由
モデルがビルドプレートから離れないのは、Bambu Studioの仕様で「Z方向の基準が常にプレート0に固定される」ためです。
そのため、ドラッグ操作だけでは完全に宙に浮かせることはできず、配置はあくまでプレート基準になります。
上下に重ねたい場合は「高さ(Z座標)調整」か「オブジェクト変換機能」を使う必要があります。
上下にモデルを配置する正しい方法
まず基本として、モデルを選択し「Move(移動)」ツールを使います。
次にZ軸の数値入力で高さを指定することで、上下配置が可能になります。
例えば下のモデルをZ=0、上のモデルをZ=20mmなどと設定すれば重ね配置ができます。
メッシュブーリアンを使う場合の手順
ブーリアン結合を行いたい場合は、Bambu StudioではなくBlenderなど外部ソフトを使うのが一般的です。
例えばBlenderで「Boolean(差分・結合)」を使って一体化したSTLを作成し、それをBambu Studioに読み込む方法が安定しています。
その後スライサー側では単一モデルとして扱えるため、印刷設定も簡単になります。
代替手段:Bambu Studio内での疑似結合
完全なブーリアンではありませんが、「複数モデルを一体扱い」にする機能として“組み立て(Assemble)”があります。
これを使うと複数パーツをグループ化でき、同時に移動・回転が可能になります。
ただし形状自体は融合されないため、構造的な一体化には向いていません。
まとめ:編集は外部、配置はStudioで使い分ける
Bambu Studioはスライスに特化しているため、形状編集やブーリアン結合には限界があります。
そのため「形状編集はBlender」「配置と印刷はBambu Studio」という役割分担が最も安定したワークフローです。
目的に応じてツールを使い分けることで、上下結合や複雑なモデル構成もスムーズに扱えるようになります。


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