インターホンは毎日使う住宅設備のひとつですが、ある日突然、呼び出し音が鳴らない、画面が映らない、通話できないなどのトラブルが発生することがあります。特に親機と子機がセットになっているタイプでは、片方だけが故障するケースも珍しくありません。
この記事では、壁内配線タイプのインターホンで親機だけが故障する原因や、突然動かなくなる理由、寿命の目安、交換前に確認しておきたいポイントについて詳しく解説します。
インターホンは親機だけ故障することがある
インターホンは大きく分けると、室内に設置する親機、玄関側に設置する子機、そして両者をつなぐ配線で構成されています。
親機と子機は同じシステムで動いていますが、それぞれ内部の電子部品は別々です。そのため、子機が正常でも親機だけが故障することは十分にあります。
例えば、玄関の子機で呼び出しボタンを押しても室内の親機が反応しない場合、原因は子機だけではなく、親機内部の電源回路や制御基板の故障である可能性があります。
親機だけが故障する主な原因
インターホンの親機には、音声処理や映像表示、電源制御などを行う電子基板が入っています。長期間使用すると、この基板に使われている部品が劣化することで突然動かなくなることがあります。
代表的な原因には以下のようなものがあります。
- 電子基板や制御回路の故障
- 電源回路の部品劣化
- 内部コンデンサーなど電子部品の寿命
- 熱による部品の劣化
- 一時的な電気的な異常
特に使用開始から8年程度経過している場合、外見上は問題がなくても内部部品が寿命を迎えている可能性があります。
突然故障するように見える理由
インターホンは家電製品と同じように、故障する直前まで普通に動作していて突然停止することがあります。
昔の機械式の設備では異音や動作不良などの前兆が出ることもありましたが、現在のデジタル式インターホンは電子部品で制御されているため、部品が限界を迎えると急に動かなくなる場合があります。
例えば、スマートフォンやテレビも昨日まで正常だったのに突然電源が入らなくなることがあります。インターホンも同じ電子機器であり、内部部品の故障では予兆が出ないことがあります。
ブレーカーを落としても直らない場合に考えられること
電気機器の不具合では、一時的な制御エラーによって動作しなくなる場合があります。そのため、電源を入れ直すことで復旧するケースがあります。
しかし、ブレーカーを落としても改善しない場合は、単なる一時的なエラーではなく、内部部品の故障である可能性が高くなります。
壁内配線タイプの場合、配線に問題があると親機と子機の両方に影響が出ることが多いため、親機だけが故障していた場合は親機内部の故障が原因である可能性が高いです。
インターホンの寿命はどのくらいなのか
インターホンの寿命は一般的に10年前後と言われています。ただし、使用環境や製品によって差があり、8年程度で故障することもあれば、20年以上使用できる場合もあります。
例えば、屋外に設置される子機は雨や温度変化の影響を受けやすい一方、室内の親機は比較的環境が安定しています。しかし、親機にも電子部品の経年劣化は発生します。
長期間使用しているインターホンでは、故障した部品だけを修理するより、新しい機種へ交換したほうが費用や今後の安心面でメリットが大きい場合があります。
インターホン交換前に確認しておきたいポイント
突然インターホンが使えなくなった場合は、以下の点を確認すると原因を切り分けやすくなります。
- 家のブレーカーが落ちていないか
- 親機の電源表示があるか
- 玄関子機のランプやボタン反応があるか
- 画面表示や音声だけの不具合なのか
ただし、壁内配線タイプのインターホンは内部配線や電源部分の確認に専門知識が必要です。分解や配線作業は感電や故障拡大の危険があるため、基本的には専門業者へ相談することがおすすめです。
まとめ|親機だけの故障は珍しくなく電子部品の劣化が主な原因
インターホンは親機と子機がセットで動作していますが、それぞれ別の電子部品で構成されているため、親機だけが突然故障することは珍しくありません。
8年程度使用したインターホンの場合、配線ミスや接続不良ではなく、親機内部の基板や電源回路などの劣化が原因である可能性があります。
突然の故障を防ぐことは難しいですが、設置から10年前後経過している場合は交換時期の目安です。不具合が発生した際は、電源確認など簡単なチェックを行ったうえで、専門業者に診断を依頼すると安心です。


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