Pixioモニターを使ってPS5を接続しているユーザーの中で、毎回モニターの電源を手動で入れるのが面倒だと感じている方も多いでしょう。特に、PS5を起動させる度にモニターを手動でオンにするのは煩わしい作業です。この記事では、PS5を起動した際にPixioモニターを自動でオンにする方法を解説します。
1. HDMI-CECとは?
まずは、PS5とモニターが接続されているHDMIケーブルの仕様を確認しましょう。HDMI-CEC(Consumer Electronics Control)は、HDMI対応機器間で電源のオン・オフや入力切替を自動で行う機能です。この機能を利用すれば、PS5を起動した際に、接続されたモニターも自動でオンになる可能性があります。
HDMI-CEC機能が有効になっていると、PS5を起動すると自動的にモニターもオンになり、さらにモニターの入力切替も自動で行われることがあります。しかし、すべてのモニターがHDMI-CECに対応しているわけではありません。
2. PixioモニターでのHDMI-CEC設定
Pixioモニターは、HDMI-CEC機能に対応しているモデルもありますが、すべてのモデルでサポートされているわけではないため、まずはモニターの設定メニューを確認しましょう。もし、HDMI-CEC機能が有効であれば、モニターの設定でこの機能をオンにする必要があります。
設定方法としては、モニターの「設定」メニューにアクセスし、「HDMI-CEC」または「Auto Power On」などのオプションを探してオンにします。これにより、PS5を起動した際にモニターが自動的に電源を入れることができます。
3. PS5での設定変更
PS5側でもHDMI-CEC機能を有効にする必要があります。PS5の「設定」メニューから「システム」→「HDMI」→「HDMI機器リンク」をオンにすることで、PS5が起動した際に接続されたモニターの電源を自動でオンにすることができます。
これにより、PS5を起動した時にモニターが自動でオンになるだけでなく、モニターの入力が自動的にPS5に切り替わるため、手動で入力切替を行う手間も省けます。
4. モニターが自動でオンにならない場合の対処法
もし、HDMI-CECを有効にしてもPixioモニターが自動でオンにならない場合、いくつかの原因が考えられます。まず、モニターとPS5が正しく接続されているか確認しましょう。HDMIケーブルがしっかりと接続されていることを確認し、別のHDMIポートに接続してみるのも一つの手です。
また、Pixioモニターのファームウェアが最新でない場合、HDMI-CECが正常に動作しないことがあります。モニターのメーカーサイトでファームウェアの更新がないか確認し、もし更新があれば最新バージョンにアップデートしてみてください。
5. まとめ
PS5とPixioモニターの組み合わせでモニターの電源を自動で入れるためには、HDMI-CEC機能を活用することが大切です。PS5とPixioモニター両方の設定を確認し、HDMI-CECが有効になっていることを確認しましょう。これにより、PS5を起動すると同時にモニターも自動でオンになり、毎回手動で電源を入れる手間を省くことができます。
もし、この方法でうまくいかない場合は、モニターのファームウェアアップデートや接続の確認も行い、問題が解決するか試してみてください。
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