SONYのα7IIIで撮影したRAW画像をiPhoneに転送したいけど、パソコンがないため他の方法を探している方も多いでしょう。特にRAWデータの転送は少し難しいと感じることもあります。今回は、α7IIIのRAW画像をiPhoneに転送する方法について解説します。
RAW画像の転送方法:アプリとアクセサリーを駆使しよう
α7IIIのRAWデータを直接iPhoneに転送する方法はありますが、パソコンを使用しない場合でも、転送アプリやアクセサリーを使うことで実現可能です。いくつかの方法を見ていきましょう。
1. SONY Imaging Edge Mobileアプリを使う
SONYが提供している公式アプリ「Imaging Edge Mobile」を使うことで、α7IIIからiPhoneに画像を転送できます。このアプリは、RAW形式の画像も転送できるため、パソコンを使わずに撮影したRAWデータをスマホで見ることができます。
アプリを使う際は、カメラとiPhoneをWi-Fi接続する必要があります。RAWデータの転送速度はWi-Fi接続の安定性に依存しますが、無理なくRAWファイルを転送できます。
2. SDカードリーダーを使った方法
RAW画像をiPhoneに転送する最もシンプルな方法の一つは、SDカードリーダーを使うことです。iPhone用のSDカードリーダーを購入し、α7IIIのSDカードを挿入してiPhoneに直接転送します。
この方法は、ファイル転送が高速で、RAWデータをそのまま保存できるので、iPhoneでRAW画像をそのまま編集したい場合に便利です。iOS 13以降のバージョンでは、ファイルアプリを使ってRAW画像を閲覧、保存できます。
RAWファイルをiPhoneで編集するには
iPhoneに転送したRAWデータを編集したい場合、適切なアプリを使用することが重要です。iPhoneでは、RAW画像を編集できる高機能なアプリがいくつかあります。
1. Lightroom Mobile
Adobeの「Lightroom Mobile」は、RAW画像の編集に非常に優れたアプリです。クラウド同期を利用すれば、パソコンとiPhone間でRAWデータをスムーズにやり取りすることができます。
iPhoneに転送したRAWファイルを直接開き、色調整や露出、シャープネスなど、細かな編集が可能です。
2. Snapseed
無料で使える「Snapseed」もRAW画像の編集に対応しています。直感的な操作でRAWデータの調整ができ、旅行先などで手軽に写真編集を行いたい方におすすめです。
転送に役立つアクセサリー
RAW画像を転送するために、いくつかのアクセサリーを用意しておくと便利です。ここでは、特に役立つアイテムを紹介します。
1. Lightning to USB Camera Adapter
Appleの「Lightning to USB Camera Adapter」を使うと、SDカードリーダーをiPhoneに接続してRAWデータを転送することができます。これにより、パソコンを使用せずに手軽にRAWファイルをiPhoneに取り込むことが可能になります。
2. 高速SDカードリーダー
高速でRAWデータを転送したい場合、高速なSDカードリーダーを使用すると、転送時間を短縮できます。特に、USB 3.0対応のカードリーダーを選ぶと快適にデータ転送ができます。
まとめ:RAW画像をiPhoneに転送する最適な方法
SONY α7IIIで撮影したRAW画像をiPhoneに転送するためには、いくつかの方法があります。Imaging Edge Mobileアプリを使った転送や、SDカードリーダーを使った方法が便利で簡単です。また、RAWデータを編集するためには、Lightroom MobileやSnapseedを活用しましょう。どの方法も、パソコンなしでRAW画像をiPhoneに転送して、素早く編集を行うことができます。
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