ThinkPad L15 Gen 4 AMDの内蔵ストレージ増設方法|最適なSSDの選び方

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レノボのThinkPad L15 Gen 4 AMDを購入し、内蔵ストレージを増設したいという方に向けて、適切なSSDの選び方と取り付け方法について解説します。特に、ストレージの種類やサイズ、規格など、選択肢が多いため、どのSSDを選べばよいのか迷うことがあります。この記事では、その選び方を分かりやすく説明します。

1. ThinkPad L15 Gen 4のストレージ仕様を確認する

まず、ThinkPad L15 Gen 4のストレージ仕様を確認しておくことが重要です。Cドライブに使用されているSSDは「WD PC SN740 SDDQMQD-256G-1201」で、256GBのM.2 NVMe SSDが搭載されています。これにより、増設するためにはM.2 NVMeタイプのSSDを選ぶ必要があります。

また、このPCはM.2 2280規格のSSDに対応しており、長さが80mmのM.2 SSDを使うことができます。増設したいストレージの規格やサイズを正確に確認しておくことが大切です。

2. M.2 SSDの種類と選び方

M.2 SSDには大きく分けてSATA接続とNVMe接続の2つのタイプがあります。SATA接続は転送速度が遅いので、NVMe接続のSSDを選ぶことをおすすめします。特に、ThinkPad L15 Gen 4のような最新のノートPCでは、NVMe SSDを選ぶことで高速なデータ転送を実現できます。

また、NVMe SSDにもいくつかの世代(PCIe 3.0、PCIe 4.0など)がありますが、L15 Gen 4はPCIe 3.0に対応しているため、PCIe 4.0のSSDを選んでも性能差は感じにくいです。

3. 容量と用途に合わせたSSDの選定

ストレージの容量選びは、使用する目的に大きく依存します。例えば、日常的な使用や軽い作業には512GBや1TBの容量があれば十分ですが、ゲームや大容量のデータを扱う場合は1TB以上のSSDを選ぶと良いでしょう。

また、安定性や耐久性を考慮して、信頼性の高いメーカー(Western Digital、Samsung、Crucialなど)の製品を選ぶことをおすすめします。これにより、長期間にわたって安心して使用できます。

4. SSDの取り付けと増設手順

ThinkPad L15 Gen 4のストレージ増設は比較的簡単に行えますが、慎重に作業を進めることが重要です。まず、PCをシャットダウンし、電源ケーブルを外します。次に、底面のネジを外してカバーを取り外します。

SSDのスロットを確認したら、既存のSSDを交換するか、新たに追加する形で増設を行います。M.2 SSDをスロットにしっかりと差し込み、ネジで固定したら、カバーを元に戻し、PCを起動します。Windowsが自動的に新しいストレージを認識し、フォーマットを行います。

5. ストレージ増設後の設定

SSDを増設した後、Windows上で新しいドライブをフォーマットし、使用できるように設定します。Windowsでは「ディスクの管理」ツールを使って、新しいストレージを初期化し、フォーマットを行います。

フォーマットが完了したら、新しいSSDをCドライブの補完として使用することができます。また、必要に応じてデータの移動やバックアップも行ってください。

6. まとめ

ThinkPad L15 Gen 4のストレージ増設には、M.2 NVMe SSD(PCIe 3.0対応)を選ぶことが重要です。容量や信頼性の高いメーカーを選ぶことで、快適なPC作業環境が実現できます。また、増設手順は簡単で、初心者でも問題なく行うことができるでしょう。

ストレージを増設することで、PCの動作がよりスムーズになり、作業効率も向上します。増設後の設定をしっかり行えば、すぐに新しいストレージを活用できるようになります。

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