デザイン制作やイラスト作品、プレゼン資料などで「ケント紙に印刷したい」と思ったとき、どこで印刷できるのか、家庭用プリンターで対応できるのかといった疑問を持つ方は少なくありません。ケント紙は厚みがあり、質感も独特なため、印刷に注意が必要な用紙です。
この記事では、ケント紙への印刷方法、印刷できる場所、注意点をわかりやすく解説します。
ケント紙とは?普通紙や写真用紙との違い
ケント紙とは、表面が滑らかで高級感があり、鉛筆やペンの滑りも良い厚紙タイプの用紙です。イラスト・建築図面・製図・デザイン作品の提出などでよく使われます。
主な特徴:
- 厚み:一般的には110kg〜180kg前後(厚口)
- 表面がなめらかで光沢なし
- インクジェットやレーザー印刷に対応するかは紙の仕様による
普通紙よりも厚く、家庭用プリンターでは給紙トラブルが起こりやすいため、事前の確認が大切です。
ケント紙に印刷する主な方法3つ
ケント紙に印刷する方法は、大きく以下の3つに分けられます。
1. 家庭用プリンターを使う
自宅で印刷する場合、インクジェットプリンターなら可能ですが、以下の点に注意しましょう。
- プリンターの最大用紙厚(通常0.3mmまで)を超えていないか
- 手差し給紙機能があるか(用紙を1枚ずつ手動で入れる)
- 印刷モードを「厚紙モード」や「高品質」に設定
CanonやEPSONの上位モデルであれば、厚手のケント紙(135kg〜160kg)まで対応できるケースもあります。
2. コンビニ印刷(基本的に非対応)
セブンイレブン・ローソン・ファミマなどのコンビニ複合機では、ケント紙の持ち込み印刷は不可です。あらかじめ用意された専用用紙(普通紙・光沢紙など)のみが対応範囲です。
そのため、コンビニでは印刷用紙の質感を選ぶことはできません。
3. 印刷会社やプリントサービスを利用する
もっとも確実で高品質なのは、印刷会社に依頼する方法です。ケント紙への印刷に対応した業者を選べば、希望のサイズ・枚数・印刷精度で仕上げてもらえます。
代表的なサービス例。
ネットからPDFや画像をアップロードするだけで完了するサービスもあり、初心者にも安心です。
印刷時に気をつけたいポイント
ケント紙に印刷する際には、以下の注意点があります。
- インクの乾きに時間がかかる:印刷後すぐに触らず、数分〜10分程度放置
- 表裏に注意:印刷面はやや光沢感のある「表面」を選ぶ
- 紙詰まりやかすれに注意:プリンターのローラーとの摩擦に弱い
高解像度の画像やベタ塗りの面積が大きい場合は、プリンターのスペックと用紙の吸収性のバランスも重要になります。
まとめ:ケント紙への印刷は「用紙対応」がカギ。業者印刷が安心
ケント紙は質感も印象も美しく、作品や資料を一段上のクオリティに仕上げてくれる用紙です。しかしその厚みと性質から、印刷方法を誤ると紙詰まりや印刷不良の原因になります。
家庭用プリンターで対応できる機種もありますが、確実かつ美しく仕上げたいなら、印刷業者に依頼するのが安心です。
ぜひ用途に合った方法を選んで、理想の印刷を叶えてください。
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