新しい冷凍庫を購入して設置した際、「すぐに電源を入れていいの?」「食材はどれくらい経ってから入れるべき?」と迷うことがあります。設置業者から「30分〜1時間後に電源を入れてください」と言われたにもかかわらず、説明書では「24時間待つように」と書かれていることもあり、情報がバラバラで戸惑ってしまう人も多いでしょう。
この記事では、冷凍庫を安全かつ効率よく使用開始するためのタイミングや注意点について、詳しく解説します。
設置直後にすぐ電源を入れてはいけない理由
冷凍庫にはコンプレッサー(圧縮機)が内蔵されており、運搬時の揺れや傾きによって内部の潤滑油や冷媒(ガス)が偏ってしまうことがあります。この状態で電源を入れると、機械に負担がかかり、故障の原因となる可能性があります。
そのため、メーカーや設置者は最低30分~1時間は立てて静置するように案内しています。
特に横倒しで運ばれた場合は、最大で6~24時間の静置が推奨されることもあります。
電源を入れてから食材を入れるまでに必要な時間
冷凍庫の電源を入れたあと、すぐに食材を入れると、まだ十分に冷え切っていないため温度が上がりやすく、食材が傷んだり冷凍に時間がかかったりするリスクがあります。
庫内がしっかりと-18℃以下に達するまでには、通常6〜8時間ほどかかります。容量の大きいモデルや、設置環境が高温の場合には、完全に冷えるまでに12時間以上かかることもあります。
確実を期すなら、電源を入れてから「翌日(約24時間後)」に食材を入れるのが安心です。
冷凍庫の設置環境も冷えに影響する
冷凍庫の冷却効率は、設置場所や周囲の温度によっても左右されます。
- 直射日光の当たる場所は避ける
- 壁からの隙間を確保(10cm以上が目安)
- 湿気やホコリが溜まりにくい場所を選ぶ
これらを守ることで、冷凍効率が向上し、庫内の冷えが早くなります。
庫内の冷えを確認するための方法
庫内温度が十分に下がったかどうかを確認するには、以下のような方法があります。
- 冷凍庫用の温度計を中に設置する(最も確実)
- 市販の凍った保冷剤を入れて様子を見る
- 冷風の吹き出し口からしっかり冷気が出ているかを手で確認
庫内温度が-18℃以下になっていることを目安に、食材の収納を始めましょう。
24時間待つのは「安全重視」の推奨措置
設置から電源投入、冷却完了、食材収納までを“完全に安全に”行うためには、24時間という時間は余裕を見た安心の目安です。
機種によっては6時間程度で冷却が完了するものもありますが、「冷えたかどうかわからないまま食材を入れてしまう」リスクを避けるには、時間をかけて待つことが確実です。
まとめ:冷凍庫は“焦らず”使い始めるのがベスト
新しい冷凍庫を設置した後は、
- 運搬直後:最低1時間は電源を入れずに静置
- 電源ONから:6〜24時間後に食材を入れるのが理想
というステップで使い始めるのが最も安全です。
冷え切る前に食材を入れてしまうと、冷凍効率が落ちたり、庫内に霜が付きやすくなったりするため、少し待つことで長く安心して使える冷凍庫になります。
冷却が完了したら、まとめ買いや作り置きの保存にも安心して活用できます。
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