アパートの1階に住んでいると、上の階からの騒音が気になることがあります。特に夜間の大きな音は、生活の質に大きく影響を与えるため、どうにかして解決したいものです。今回は、騒音の録音や撮影を通じて証拠を残す方法と、実際に取るべき対応策について解説します。
録音・撮影で騒音を証拠として残す方法
まず、騒音の証拠を残すためには録音や撮影が有効です。iPhone SE2での録画では、肌で感じるドスンドスンという音が拾えなかったとのことですが、これはスマートフォンのマイクやカメラの性能によるものです。特に、スマートフォンでは低音や振動を正確に捉えるのが難しい場合があります。
ミラーレス一眼などのカメラで録画する場合、より高精度な音声と映像を捉えることが可能です。しかし、カメラのマイクにも限界があり、音を拾う範囲や感度に依存します。可能であれば、外部マイクを使用することで、より明確に騒音を記録することができます。
外部マイクを使った騒音録音
ミラーレス一眼カメラに外部マイクを接続すると、内蔵マイクに比べてより広範囲かつクリアな音を録音することができます。特に、指向性のあるマイクを使用することで、上の階から聞こえる音を集中して録音しやすくなります。
指向性マイクには、単一指向性(ショットガンマイク)や全指向性、双指向性のものがあります。ドスンドスンという音を狙って録音するには、上方向に音を集めることができるショットガンマイクが特に効果的です。
管理会社への対応と対策
騒音があまりにもひどく、管理会社に連絡したにも関わらず改善が見られない場合、さらに強く対処を求める必要があります。録音や録画した証拠を提出することは有効ですが、それでも解決しない場合は、法的措置を考慮することも視野に入れましょう。
まずは証拠を整えた上で、再度管理会社に報告し、騒音の発生源に対して具体的な対策を求めることが重要です。また、近隣住民の協力を得て、同様の問題を抱えている場合は共同で対策を取ることも効果的です。
騒音の許容範囲と法的措置
一般的に、アパートやマンションでは生活音は避けられない部分もありますが、「ドスンドスン」といった音が頻繁に発生し、生活に支障をきたすほどであれば、許容範囲を超えていると考えられます。これを超えた騒音は、民法上の騒音規制に該当する可能性があります。
もし、管理会社や近隣住民と解決できない場合、専門家に相談することも一つの方法です。弁護士や専門機関に相談し、法的な手段を検討することも視野に入れておくとよいでしょう。
まとめ
アパートの騒音問題は、録音や撮影を通じて証拠を残し、適切な対応を取ることが大切です。iPhoneやミラーレス一眼を使った録画は効果的ですが、外部マイクを活用することでより精度の高い証拠を収集できます。管理会社に対して適切な対応を求め、必要に応じて法的手段を講じることも重要です。
騒音の問題が解決することで、快適な生活が戻ることを願っています。証拠を確実に揃え、冷静に対応していきましょう。
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