スポーツイベントなどをライブ配信したい場合、特に特定の人のみが視聴できるように配信を設定することは重要です。本記事では、ビデオカメラ(Sony HDR-CX680)とスマホ(ZenFone 8)を使ったライブ配信の構築方法について、必要な機材と手順を詳しく解説します。
ビデオカメラとスマホを使ったライブ配信の基本構成
まず、ビデオカメラ(Sony HDR-CX680)をライブ配信用に使用する場合、スマホを使って配信を行う方法が一般的です。ビデオカメラの映像をスマホに接続し、その映像をYouTubeやInstagramで配信する構成が基本です。
構築方法としては、以下のような流れになります。
- ビデオカメラ → キャプチャーボード → スマホ → モバイルルーター → YouTube等
この流れでライブ配信を行うことができます。
ビデオカメラとキャプチャーボードの接続方法
ビデオカメラからスマホに映像を送るためには、キャプチャーボードを使う必要があります。キャプチャーボードは、ビデオカメラの映像信号をデジタル信号に変換し、スマホやPCに送る役割を果たします。
Sony HDR-CX680にはHDMI出力があるため、HDMIキャプチャーボードを使用してスマホに接続することができます。HDMIケーブルでキャプチャーボードに接続し、その後キャプチャーボードをスマホに接続することで、スマホでライブ配信を開始できます。
スマホでの配信設定
スマホ(ZenFone 8)を使ってライブ配信を行うには、YouTubeやInstagramの専用アプリを利用します。スマホに接続したキャプチャーボードを認識させるため、専用のアプリやソフトウェア(例えば、CameraFi Liveなど)を使って映像を取り込みます。
アプリをインストールし、映像設定を行った後、YouTubeやInstagramにログインして、配信設定を完了させます。配信のプライバシー設定を「特定の人のみ」に変更することで、限られた視聴者のみが配信を視聴できるようにすることができます。
モバイルルーターを使用したインターネット接続
ライブ配信中は、安定したインターネット接続が必要です。モバイルルーターを使用してスマホをインターネットに接続することで、屋外での配信が可能になります。
モバイルルーターの通信速度が十分でないと、映像が途切れたり、配信が遅延したりする可能性があるため、LTEや5G対応の高速なモバイルルーターを選ぶことが重要です。
特定の人にだけ配信するための設定方法
YouTubeやInstagramでは、配信を「公開」、「限定公開」、「非公開」のいずれかで設定することができます。特定の人にだけ視聴を許可したい場合は、限定公開に設定し、視聴者にリンクを送ることで、特定の人だけが配信を視聴できるようにできます。
Instagramの場合も、ライブ配信中に視聴者を限定することができる設定があるため、事前にその設定を行っておくことをおすすめします。
まとめ
ビデオカメラ(Sony HDR-CX680)とスマホ(ZenFone 8)を使ったライブ配信は、キャプチャーボードを使ってビデオカメラの映像をスマホに取り込み、モバイルルーターでインターネット接続を行うことで実現できます。配信のプライバシー設定を「限定公開」や「特定の人のみ」に設定することで、選ばれた視聴者だけがライブ映像を視聴できるようになります。
必要な機材と設定を整えれば、屋外でも簡単にライブ配信を行うことができるので、スポーツイベントやその他のライブ配信に最適な方法と言えます。
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