ブラザーの複合機MFC-J893Nを使用している際に、大量の受信資料が自動的に印刷されて困った経験がある方もいるでしょう。特に、相手が意図せず大量の資料を送信してきた場合、無駄に印刷されてインクや紙を浪費してしまうことがあります。この記事では、この問題に対する対策方法を説明し、効率的な印刷管理の方法をご紹介します。
受信印刷の停止方法
まず、複合機の設定で受信印刷を停止する方法について見ていきましょう。MFC-J893Nには、受信したファックスを自動的に印刷する設定がありますが、この設定を変更することで問題を解決できます。
1. 設定メニュー:まず、プリンターの「メニュー」ボタンを押して、ファックスの設定メニューにアクセスします。ここで「受信設定」や「印刷設定」の項目を選択し、「自動受信印刷」をオフにすることで、自動印刷を停止することができます。
ファックス受信の詳細設定
次に、受信したファックスがどのように処理されるかの設定を確認します。受信したファックスを紙に印刷するのではなく、メモリに保存する設定に変更することが可能です。
2. 受信方式の変更:ファックスを受信する際に、メモリに保存する設定に変更することで、無駄に印刷されることを防げます。これにより、ファックスを印刷するかどうかを後で選ぶことができ、印刷を行いたくない場合は保存のみの選択が可能です。
受信した印刷を止めるための最終手段
万が一、上記の設定変更を行っても印刷が止まらない場合、最終的にはプリンターの電源を切ることも一つの方法です。ただし、この方法では手動で対応する必要があります。
3. 電源オフの方法:MFC-J893Nの電源をオフにするには、通常の「電源ボタン」を使用しますが、電源ボタンでオフにならない場合は、コンセントを一時的に抜くことを検討してみましょう。これで強制的にプリンターを停止させることができます。
無駄な印刷を防ぐための管理方法
大量の資料が送られてくることを防ぐためには、受信設定を適切に管理することが重要です。また、プリンターを頻繁に使用する環境では、管理者としての設定や運用ルールを設けることも一つの方法です。
4. 受信時のフィルタリング:ファックスを受信する前に、相手が送信する資料の内容やサイズを確認することができる機能を利用するのも効果的です。また、プリンター側で受信資料のサイズや種類を制限する設定が可能であれば、それを有効に活用しましょう。
まとめ
ブラザーの複合機MFC-J893Nで受信されたファックスを無駄に印刷しないためには、まず受信設定を確認し、自動印刷機能を無効にすることが第一歩です。さらに、受信後に印刷するかどうかを選べる設定を行い、無駄なインクや紙の消費を抑えることができます。それでも問題が解決しない場合は、電源オフや管理方法を見直すことが効果的です。
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