自作PCを組み立てる際に、グラフィックボード(グラボ)を縦置きにしたいという方が増えてきています。特に、Lian-LiのO11D EVOケースを使用する場合、グラボ縦置きのためには追加で必要なパーツがあります。この記事では、Lian-Li O11D EVOでグラボを縦置きするために必要なパーツやその選び方を解説します。
Lian-Li O11D EVOケースでグラボ縦置きの利点
Lian-Li O11D EVOは、人気の高いPCケースで、特にグラフィックボードを縦置きにするオプションが豊富です。グラボを縦置きにすることで、PC内部のビジュアルがより魅力的になり、GPUの冷却効率も向上する可能性があります。
縦置きにすることで、PCIeスロットとグラボの配置が変更され、ケース内でより効率的に空気が流れるようになることがあるため、オーバーヒートを防ぎやすくなります。
グラボ縦置きに必要な追加パーツ
Lian-Li O11D EVOでグラボを縦置きにするためには、以下の追加パーツが必要です。
- PCIeリフトキット: グラフィックボードを縦置きにするためには、専用のPCIeリフトキットが必要です。これにより、グラボを縦に取り付けることができ、ケース内で安定した取り付けが可能になります。
- PCIe延長ケーブル: 縦置きにするためには、PCIeスロットとグラボをつなげる延長ケーブルが必要です。これにより、グラボの位置を変更しても、適切に接続することができます。
- グラボサポートブラケット: グラボを縦に設置することで、重力がかかりやすくなるため、グラボをしっかりと支えるサポートブラケットが必要です。これにより、グラボが安定して固定され、長期間使用しても不安定になることがありません。
選ぶべきPCIeリフトキットと延長ケーブル
グラボを縦置きにするためのPCIeリフトキットや延長ケーブルにはさまざまな選択肢があります。適切なものを選ぶためには、以下の点に注意しましょう。
- 互換性: まず、使用するグラフィックボードとケースとの互換性を確認しましょう。Lian-Li O11D EVOは多くのリフトキットに対応していますが、事前に確認することが大切です。
- ケーブルの長さ: PCIe延長ケーブルの長さは、グラボを設置する位置によって異なるため、適切な長さを選びましょう。
- 品質: 高品質なリフトキットや延長ケーブルを選ぶことで、安定した性能を発揮し、長期間の使用でも問題が起きにくくなります。
グラボ縦置きの設置手順
グラフィックボードを縦置きにするための設置手順は以下の通りです。
- ケース内に必要なPCIeリフトキットを取り付けます。
- PCIe延長ケーブルを用いて、グラフィックボードとPCIeスロットを接続します。
- グラフィックボードを縦に設置し、サポートブラケットを使ってしっかりと固定します。
- すべての接続が完了したら、電源を入れて動作確認を行い、問題がないかチェックします。
まとめ
Lian-Li O11D EVOケースでグラボを縦置きにするためには、PCIeリフトキット、延長ケーブル、グラボサポートブラケットが必要です。これらのパーツを使用することで、グラフィックボードを縦に安定して設置でき、PCのビジュアルを向上させることができます。自作PCの組み立てにおいて、これらのパーツを適切に選び、設置することで、より快適で効果的なPC環境が整えられます。
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