HDDやSSDの容量表示の違いについて: 8TB表示の差は許容範囲か?

周辺機器

HDDやSSDの容量表示について、特に8TBのストレージが7.62TBなどと表示されることに疑問を持つことがあります。このような表示の違いは何が原因なのか、そしてその差が許容範囲かについて解説します。

HDDやSSDの容量表示の仕組み

一般的に、HDDやSSDの容量は「ギガバイト(GB)」や「テラバイト(TB)」で表示されます。しかし、表示される容量は、実際の計算方法によって異なります。メーカー側では、1TBを1000GB、1GBを1000MBとして計算しますが、コンピューターでは1TBを1024GB、1GBを1024MBとして計算するため、容量に差異が生じます。

なぜ容量が異なるのか?

ストレージデバイスの容量が異なる表示になる主な原因は、計算方法の違いです。メーカーが使用する10進法(1000単位)と、OSが使用する2進法(1024単位)の差によって、表示される容量にズレが生じます。

例えば、8TBのストレージを10進法で計算すると8,000GBとなり、2進法で計算すると約7,276GBとなります。このため、表示される容量が「8TB」と記載されているものの、実際には7.27TB程度で表示されることが一般的です。

許容範囲と考えられる範囲

質問者のケースで、8TBのストレージが7.62TBで表示されている場合、それは許容範囲内と言えます。基本的には、この程度の差は容量の計算方法によるものであり、特に異常ではありません。ストレージ容量に対して2~3%程度の差が発生することは、よくあることです。

つまり、ストレージデバイスが示す容量は、メーカーの計算方法とコンピュータの表示方法が異なるため、この程度の差が生じても問題はないと言えます。

まとめ

HDDやSSDの容量に関する表示の差異は、計算方法の違いによるものです。8TBの容量が7.62TBと表示されることは一般的で、特に問題はありません。この差異は許容範囲内と考えられますので、過度に心配する必要はありません。

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