PCに新しく中付けSSDを追加して、ゲームをインストールしようとしたところ、残りの容量が「未割り当て領域」と表示されてインストールできない問題が発生した場合、解決方法としては未割り当て領域を適切にパーティション分けし、フォーマットする必要があります。この記事では、その具体的な手順を解説します。
1. 未割り当て領域とは?
「未割り当て領域」とは、新しいストレージデバイスをPCに接続した際に、まだパーティション(領域)として割り当てられていない空きスペースを指します。この状態では、データの保存やゲームのインストールができないため、まずこの領域にパーティションを作成し、フォーマットを行う必要があります。
2. 未割り当て領域にパーティションを作成する方法
未割り当て領域にパーティションを作成するためには、Windows 10の「ディスクの管理」ツールを使用します。以下の手順に従ってください。
- 「スタート」ボタンを右クリックし、「ディスクの管理」を選択します。
- 「ディスクの管理」画面が開いたら、未割り当て領域が表示されているディスクを確認します。
- 未割り当て領域を右クリックし、「新しいシンプル ボリューム」を選択します。
- ウィザードに従って、新しいパーティションを作成し、ファイルシステム(通常はNTFS)を選択します。
- フォーマットが完了したら、パーティションが正常に作成され、使用可能な状態になります。
3. ゲームのインストール先に指定する方法
パーティション作成後、ゲームのインストール先を新しいSSDに変更するには、インストールの際に「保存先」を指定するオプションを選び、新しいSSDのパーティションを選択するだけです。また、ゲームのインストール先をデフォルトで変更するには、ゲームプラットフォーム(Steamなど)の設定で保存先を変更しておくと便利です。
4. トラブルシューティング:未割り当て領域が表示されない場合
万が一、未割り当て領域が「ディスクの管理」ツールに表示されない場合は、以下の点を確認してください。
- SSDが正常に接続されているか確認する。
- BIOSでSSDが認識されているか確認する。
- ドライバやファームウェアのアップデートが必要か確認する。
5. まとめ
未割り当て領域にパーティションを作成し、フォーマットを行うことで、SSDにゲームをインストールする準備が整います。手順をしっかり確認し、適切に操作を行うことで、問題なくゲームのインストールが可能になるでしょう。また、インストール先を変更することで、ストレージを効率的に利用できます。
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