FAXを送信する際、解像度を「ファイン」や「スーパーファイン」に設定して送った場合、受信側の画質はどうなるのでしょうか?受信側が「標準」の設定を使用している場合でも、送信側の設定によって画質が良くなるのか、また受信側の設定は画質に影響を与えるのかについて、詳細に解説します。
FAXの解像度設定とは?
FAXの解像度設定は、送信する文書の詳細度や画質に影響を与えます。主に「標準」、「ファイン」、「スーパーファイン」の3つの設定があり、それぞれ以下のように異なります。
- 標準: 普通の文字や図形を読み取るための解像度。
- ファイン: より細かい文字やグラフィックを読み取るための解像度。
- スーパーファイン: 最高解像度で、非常に細かいディテールまで正確に読み取るための解像度。
一般的に、解像度が高いほど文書の画質が良くなり、細部まで鮮明に表示されます。
受信側の設定が画質に与える影響
受信側の設定は、送信側の解像度に影響を与えるわけではありません。つまり、送信側が「スーパーファイン」や「ファイン」に設定して送った場合でも、受信側が「標準」で受信すると、その画質で表示されることになります。
受信側の解像度設定が「標準」であれば、高解像度で送信された文書も、標準解像度で表示されるため、元々の詳細度や鮮明さが失われることがあります。逆に、受信側も高解像度設定にしていれば、より鮮明な画質で表示されます。
送信側と受信側の設定の重要性
送信側が高解像度設定をしても、受信側の設定が低解像度の場合、受け取ったFAXの画質はその設定に依存します。そのため、もし受信したFAXの画質が重要な場合は、受信側でも解像度設定を高くしておくことが推奨されます。
両者の解像度設定が一致していないと、せっかく高解像度で送信しても、受信側でその恩恵を受けることができません。
まとめ
FAXの解像度設定は、送信側が設定した解像度に基づいて送信されますが、受信側の設定が低解像度である場合、画質はその設定に影響されます。受信側の画質を良くするためには、受信側でも高解像度設定を使用することが大切です。もし画質が重要であれば、送信側と受信側の解像度設定を一致させることが推奨されます。
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