35mm換算での画角とは?14-150mmレンズの意味と使い方

デジタル一眼レフ

カメラ初心者の方がよく耳にする「35mm版換算」という言葉。14-150mmレンズを購入した際に、「35mm版換算で28mmから300mmまでの画角をカバーする」と書かれているのは一体どういう意味でしょうか?この記事では、35mm換算と14-150mmレンズの関係についてわかりやすく解説します。

35mm換算とは?

35mm換算とは、センサーサイズが異なるカメラ間で、同じ画角(視野)の比較を可能にするための換算方法です。例えば、フルサイズのカメラ(35mmセンサー)と、より小さなセンサーを搭載したカメラ(APS-Cやマイクロフォーサーズなど)では、同じ焦点距離のレンズを使用しても、写る範囲が異なります。35mm換算を使うことで、異なるセンサーサイズ間で画角の比較を簡単にできます。

35mm版換算では、フルサイズセンサーを基準として、そのセンサーと比較したときの実際の焦点距離を求めます。これにより、焦点距離が異なるセンサーで同じ視野角を得ることができます。

14-150mmレンズの焦点距離と35mm換算

14-150mmレンズは、広角から望遠まで対応した便利なズームレンズです。このレンズの焦点距離は、14mm(広角)から150mm(望遠)までの範囲をカバーしています。しかし、カメラのセンサーサイズが異なると、同じ14-150mmの焦点距離で得られる画角が異なります。

例えば、APS-Cセンサーのカメラにこのレンズを装着すると、焦点距離が1.5倍に換算されるため、実際には21mm(14mm×1.5)から225mm(150mm×1.5)の画角になります。マイクロフォーサーズの場合は、さらに換算倍率が2倍になるため、28mmから300mmの画角になります。

28mmから300mmの画角とは?

「35mm版換算で28mmから300mmまでの画角をカバーする」というのは、マイクロフォーサーズセンサーを使用した場合に当てはまります。具体的には、14mmの広角端が28mmに、150mmの望遠端が300mmに換算され、広角から望遠までの幅広い画角をカバーできることを意味します。

これにより、風景写真やポートレート、さらには野生動物やスポーツなどの撮影にも対応できる、非常に汎用性の高いレンズとなります。

まとめ:14-150mmレンズと35mm換算の関係

14-150mmレンズは、センサーサイズによって実際の画角が異なります。特に、35mm版換算を意識することで、自分のカメラで得られる視野を理解しやすくなります。マイクロフォーサーズセンサーを使用している場合、14-150mmレンズは28mmから300mmまでの広い画角をカバーできるため、非常に便利で多用途なレンズです。

カメラ初心者でも、このような換算を理解することで、より効果的にレンズを使いこなせるようになるでしょう。

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