ソニーのヘッドホン、WH-ULT900Nは重低音に特化したモデルですが、さらに低音を強調したいと考える方も多いでしょう。Sound Connectアプリを使って、さらに低音を強調するためのイコライザー設定を調整する方法について解説します。この記事では、アプリ内での設定方法とおすすめの低音寄りのイコライザー調整方法をご紹介します。
Sound Connectアプリを使ったイコライザー設定
まず、Sound Connectアプリをインストールし、WH-ULT900Nヘッドホンとペアリングします。アプリを開くと、ヘッドホンの設定画面にアクセスでき、ここからイコライザーの設定を行うことができます。Sound Connectアプリでは、低音、ミッド、ハイのバランスを細かく調整できる機能があります。
「イコライザー設定」を選択し、各帯域の調整ができる画面に進みます。低音を強調するには、低音の周波数(40Hz~150Hz)を上げ、他の帯域(ミッドやハイ)は少し下げると効果的です。
低音寄りのイコライザー設定
低音を強調するために、以下の設定を試してみてください。
- 40Hz~100Hz: この範囲の低音を+3~+6dB程度に調整します。これで、重低音がしっかりと響きます。
- 100Hz~200Hz: 少しだけ上げて、重さを調整します。+1~+3dB程度で、低音を支える感じにします。
- ミッド(200Hz~2kHz): ミッド帯域は少し下げると、低音が際立ちます。-1~-3dB程度に調整してみましょう。
- ハイ(2kHz以上): ハイは控えめにして、全体的に低音が強調されるようにします。-2~-4dB程度に調整して、バランスを取ります。
これらの設定で、低音が強調され、重低音に特化した音質に近づけることができます。
お好みでカスタマイズ
設定後、自分の耳に合う音質を見つけるために微調整を行いましょう。音楽や映画のジャンルに合わせて、もう少し低音を強調したり、逆にバランスを取ったりすることができます。特に映画やゲームの音響効果を楽しみたい場合は、低音を強めに設定するのが良いです。
また、複数のプリセットを作成して、使用する状況に応じて切り替えるのも便利です。例えば、「映画用」「音楽用」「ゲーム用」など、シーンごとに最適な設定を保存しておくと、素早く調整できます。
まとめ
Sony WH-ULT900Nヘッドホンの低音をさらに強調するには、Sound Connectアプリを使ってイコライザーを調整することが効果的です。低音の周波数帯域を強調し、ミッドやハイを少し抑えることで、より重低音を楽しむことができます。自分の好みに合わせて微調整し、最適な音質を見つけてください。
コメント