一眼レフやミラーレスカメラを使っていると、焦点距離や画角に関して理解することが大切ですが、特にAPS-Cとフルサイズの違いに関しては初心者には混乱しやすい部分です。今回は、APS-Cとフルサイズの焦点距離の違いや、どのレンズを選ぶべきかを簡単に解説します。
1. APS-Cとフルサイズの違いとは?
まず、APS-Cとフルサイズのカメラの違いについて簡単に説明します。APS-Cは、センサーのサイズがフルサイズよりも小さく、このセンサーサイズの違いが画角に影響を与えます。例えば、APS-Cで23mmのレンズを使うと、フルサイズで23mmを使った場合と比べて画角が狭くなります。
2. 焦点距離は同じでも画角が変わる理由
APS-Cのカメラで23mmのレンズを使用している場合、そのレンズはフルサイズカメラで使うよりも「見える範囲」が狭くなります。これは、APS-Cのセンサーがフルサイズのセンサーよりも小さいためです。結果として、APS-Cの23mmのレンズは、フルサイズで使う場合に比べて焦点距離が長く感じられることになります。
3. フルサイズカメラで23mmのレンズを使いたい場合
フルサイズカメラで同じような撮影をしたい場合、レンズの焦点距離はAPS-Cの23mmレンズと同じ23mmで問題ありません。ただし、画角に関してはAPS-Cカメラで使っていた時と比べて広くなります。もし、APS-Cと同じ画角をフルサイズでも得たいのであれば、焦点距離を変える必要があります。
4. APS-Cとフルサイズカメラで使うべきレンズ
APS-Cカメラで使っていたレンズをフルサイズカメラで使う場合、単純に同じ焦点距離のレンズを使えば大丈夫です。しかし、画角をより広く撮りたい場合や、もっと高画質を求める場合は、フルサイズ用の広角レンズや高解像度のレンズを検討するとよいでしょう。
5. まとめ
APS-Cとフルサイズの焦点距離は同じでも、センサーサイズの違いによって画角が変わります。フルサイズカメラにおいては、焦点距離23mmのレンズを使用することで、より広い画角を得ることができるため、用途に応じてレンズ選びを行いましょう。もしAPS-Cで使っていたレンズをフルサイズカメラでも使用したい場合、その焦点距離の違いや画角を理解した上で撮影に臨んでください。
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