富士フィルム X-T20を使用してVlog撮影を行っている際、少し体を動かすだけで映像がぼやけてしまうという問題に直面していませんか?特にスマホを接続してライブビュー撮影をしている場合、ピントが自動で追従せず、手振れや動きにより映像が不安定になることがあります。この記事では、X-T20での動画撮影時にピントが安定しない問題を解決するための設定方法を詳しく解説します。
AF-Cモードの活用と設定変更
動画撮影時には、AF-C(コンティニュアスAF)モードを使用することで、被写体の動きに合わせてピントが自動で調整されます。これにより、手振れや体の動きに対してもピントが追従しやすくなります。
設定手順は以下の通りです。
- カメラのモードダイヤルを「C」に設定し、AF-Cモードに切り替えます。
- メニューから「AF/MF設定」を選択し、「AFモード」を「ZONE」または「WIDE/TRACKING」に設定します。
- 「AF-Cカスタム設定」で、動きの速い被写体に合わせた設定を選択します。
顔・瞳AFの有効化
Vlog撮影では、顔や瞳を正確に捉えることが重要です。X-T20では、顔・瞳AF機能を活用することで、被写体の顔や目にピントを合わせることができます。
設定方法。
- メニューから「AF/MF設定」を選択し、「顔・瞳AF設定」を「顔優先」または「瞳優先」に設定します。
- 「AFポイント表示」を「顔優先」に設定すると、顔を検出した際に自動でピントが合わせられます。
タッチスクリーン機能の活用
X-T20のタッチスクリーン機能を活用することで、撮影中に画面をタッチするだけでピントを合わせることができます。これにより、被写体が動いても素早くピントを合わせることが可能です。
設定手順。
- メニューから「タッチスクリーンモード」を「ON」に設定します。
- 撮影中に画面をタッチすることで、タッチした位置にピントが合わせられます。
手振れ補正の活用
手振れが原因で映像がぼやける場合、レンズやカメラ本体の手振れ補正機能を活用することで、映像の安定性を向上させることができます。
設定方法。
- レンズに手振れ補正機能が搭載されている場合、レンズの手振れ補正スイッチを「ON」に設定します。
- カメラ本体のメニューから「手ブレ補正」を「ON」に設定します。
まとめ
富士フィルム X-T20でVlog撮影中にピントがぼやける問題は、AF-Cモードの活用、顔・瞳AFの有効化、タッチスクリーン機能の活用、手振れ補正の設定など、いくつかの設定変更で改善することができます。これらの設定を適切に行うことで、動きのあるVlog撮影でも安定した映像を得ることができます。
さらに詳しい設定方法や他の撮影テクニックについては、以下の動画をご覧ください。
Fuji X-T20 Autofocus Modes Explained
Best Video Settings for the Fuji X-T20 Video
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