Fiio BTR15 DACの音質と遅延、他のおすすめDACについて

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FiioのBTR15は、ポータブルなDAC(デジタル・アナログ変換器)として人気がありますが、その音質や遅延に関しては実際に使用してみると感じる部分があるかもしれません。今回は、BTR15を使った場合の音質の違いや、PCでの使用時の遅延問題、さらにBTR15以外のおすすめDACについて解説します。また、SonyのWalkman A55に搭載されているUSB-DAC機能との比較も行い、どの選択肢が最適かを見ていきましょう。

BTR15の音質はどれくらい向上するか?

Fiio BTR15は、従来のスマートフォンやポータブル機器に比べて音質を大幅に向上させることができるDACです。特に、有線イヤホン(例: superior、ie100pro)と組み合わせた場合、音の解像度が上がり、低音から高音までクリアで広がりのあるサウンドを提供します。しかし、音質の違いを実感できるかどうかは、使用するイヤホンやヘッドホン、さらにはソース音源による部分も多いです。もしスマートフォンやDAP(デジタルオーディオプレーヤー)を頻繁に使用していて、音質を向上させたい場合、BTR15は非常に効果的な選択肢になります。

PCでの使用時、遅延は気になるか?

PCでのFPSゲームや動画視聴を行う際、BTR15を使用しても遅延が気になることはほとんどありません。BTR15は、低遅延設計がされており、Bluetooth接続時でも音のズレを感じることなく、快適に使用できます。ただし、Bluetooth接続のため、完全に有線のヘッドフォンに比べて若干の遅延が発生することもあります。FPSのように極めて低遅延が求められるゲームの場合、有線接続を選択するのも一つの手です。

Fiio BTR15以外のおすすめDAC

BTR15に似た価格帯でおすすめのDACとしては、次のモデルがあります。まず、AudioQuestのDragonFlyシリーズが非常に人気です。特にDragonFly Blackは、非常に小型でポータブルなデザインながら、音質が非常に高く評価されています。また、ToppingのD10sも低価格でありながら、非常にクリーンでナチュラルな音質を提供しており、DACとしてのパフォーマンスが安定しています。どちらもUSB DACとしてPCと組み合わせて使うのに最適です。

Walkman A55のUSB-DAC機能との比較

SonyのWalkman A55には、内蔵のUSB-DAC機能が搭載されていますが、これが他のDACと比較して音質的にどれほど良いのでしょうか?一般的に、Walkman A55の内蔵DACはコンパクトで便利ですが、外部DACに比べると、音質や音の解像度には差が出ることがあります。特に高品質な音源を再生する場合、BTR15のような専用のDACを使うことで、より深い音楽体験が可能になります。

まとめ

FiioのBTR15は、スマートフォンやPCに接続して音質を大幅に向上させることができる優れたDACですが、遅延も少なく、PCゲームや映画視聴においても遅延の問題を最小限に抑えることができます。また、他のDACと比較しても価格帯において非常にコストパフォーマンスが高いため、音質向上を求めるユーザーにはおすすめです。もし、音質をさらに求めるのであれば、DragonFlyシリーズやTopping D10sも検討すると良いでしょう。

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