デスクトップPCとDellの25インチUSB-Cモニター「U2520D」を接続し、ハブ機能を使いたいと考える方への解決策を紹介します。モニターのハブ機能をフル活用するために必要な手順を詳しく解説します。
1. Dell U2520D モニターの仕様とハブ機能
Dell 25 USB-C Monitor – U2520Dは、USB-Cポートを搭載し、ハブ機能として複数のUSBポートを提供しています。この機能を活用するためには、USB-Cのアップストリーム接続が必要です。しかし、質問者のデスクトップPCはUSB-C非対応のため、DisplayPortでモニターと接続しています。
USB-Cが搭載されていないデスクトップPCでも、モニターのUSBハブ機能を活用するためには、別途USB接続が必要です。以下で、USB-Cに対応していないPCでもモニターのハブ機能を使用する方法を考察します。
2. DisplayPort接続時のハブ機能利用について
質問者は、DisplayPortでモニターとPCを接続していますが、DisplayPort接続だけではモニターのUSBハブ機能は利用できません。モニターのUSBポートを機能させるためには、モニターのUSB-B（アップストリームUSB）ポートとPCのUSB-Aポートを別途接続する必要があります。
つまり、DisplayPortで映像を伝送しつつ、PCのUSB-AポートからモニターのUSB-Bポートへ別途接続し、モニターのハブ機能を使用するための配線を行います。この追加のUSBケーブルが、ハブ機能を有効にするために不可欠です。
3. 必要な機材と接続手順
ハブ機能を使用するために必要なものは、次の通りです。
- USB-AからUSB-Bのケーブル（PCからモニターへ接続するため）
- DisplayPortケーブル（PCとモニター間の映像信号用）
接続手順は、まずDisplayPortケーブルでPCとモニターを接続し、次にUSB-AからUSB-BのケーブルでPCとモニターのUSBポートを接続します。この状態で、モニターのUSBポートに接続されたスピーカーやマウスなどの機器をPCと通信させることができます。
4. モニターのハブ機能が正常に動作するか確認
すべてのケーブルを接続したら、PCの設定画面でUSBデバイスが正常に認識されているか確認します。もし認識されていない場合は、接続ケーブルを再度確認し、PC側のドライバが最新であるかどうかをチェックしましょう。
また、モニターの設定メニューで「USBハブ」を有効にするオプションがある場合がありますので、設定を見直してみましょう。
まとめ
DisplayPort接続だけでは、Dell U2520DモニターのUSBハブ機能は利用できません。PCとモニターを接続する際には、USB-AからUSB-Bケーブルを使ってPCのUSBポートとモニターのUSBポートを別途接続することが必要です。これにより、モニターのUSBハブ機能を活用し、マウスやスピーカーをPCと接続することができます。
コメント