ディズニーシーで「ビリーブ」の写真を撮影する際、使用するレンズは非常に重要です。SONY α7CIIに搭載するレンズとして、SONY 70-200mm f/2.8 GM II と TAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 の2本が候補に挙がっています。どちらを選ぶべきか迷っている方に向けて、それぞれの特長と撮影シーンに適したレンズ選びのポイントをご紹介します。
1. SONY 70-200mm f/2.8 GM II の特徴
SONYの70-200mm f/2.8 GM IIは、明るいf/2.8の開放絞りを持っており、低光量のシーンでもシャープでクリアな画像を撮影することができます。このレンズは特に、ビリーブのような暗い環境でも鮮明な画像を撮影したい場合に最適です。また、f/2.8の明るい絞りによって、背景をぼかすことで被写体を引き立たせることができ、被写体の立体感を強調することが可能です。
- メリット: 明るいf/2.8で背景ぼかしが可能、低光量でも鮮明な画像
- デメリット: 焦点距離が短いため、遠くの被写体を捉えるには限界がある
2. TAMRON 50-400mm F/4.5-6.3 の特徴
TAMRON 50-400mm F/4.5-6.3は、広い焦点距離範囲(50mmから400mm)を持っており、遠くの被写体にも対応可能です。特に、ビリーブのような広いパフォーマンスエリアを撮影する際に有利です。焦点距離が長いため、遠くのキャストや舞台の詳細を捉えることができますが、f/4.5-6.3という絞り値は暗いシーンでの撮影にやや不安があります。
- メリット: 50mmから400mmの広い焦点距離、遠距離撮影に適している
- デメリット: f/4.5-6.3の絞り値で、暗いシーンでの撮影が難しい
3. 明るさ vs 焦点距離: どちらを選ぶべきか?
ビリーブのような舞台演出を撮影する際、焦点距離と明るさは重要な要素です。明るいレンズ(f/2.8)は低照度環境で強みを発揮しますが、遠距離での撮影には焦点距離が足りない場合があります。一方、TAMRONの50-400mmは焦点距離が長いため、遠くの被写体を捉えるには非常に有利ですが、暗いシーンでは明るさの不足を感じるかもしれません。
4. まとめ: どちらを選ぶべきか?
SONY 70-200mm f/2.8 GM IIは、明るさが重視されるシーン、特に暗い場所での撮影に最適です。舞台のキャストを明るくシャープに撮影したい場合に適しています。一方、TAMRON 50-400mm F/4.5-6.3は、焦点距離の広さが魅力で、舞台の広範囲を一度に撮影したい場合に最適です。ただし、暗い場所での撮影においては、明るさに妥協が必要です。
最終的には、舞台の状況や被写体との距離によって選ぶべきレンズが決まります。両方のレンズに特長があるため、シーンに合わせた選択が重要です。
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