CORSAIR RS120 PWM 120mmファンを購入し、回転数の制御を行うためには、PWM(Pulse Width Modulation)による制御が可能な機器やソフトウェアが必要です。この記事では、その制御方法に必要な機器やソフトウェアについて説明します。
PWM制御とは?
PWMとは、パルス幅変調の略で、ファンの回転数を変えるための技術です。PWM制御を使用することで、ファンの回転数を細かく調整でき、省電力や静音性を実現することができます。CORSAIR RS120 PWMファンも、このPWM制御に対応しています。
ファンに接続するマザーボードやコントローラーがPWM制御に対応している必要があります。
必要な機器
1. **PWM対応マザーボード**: お使いのPCがPWM制御に対応している必要があります。最近の多くのマザーボードは、この機能をサポートしています。マザーボードの仕様書を確認し、「CPUファン」や「Chassis Fan」といったポートがPWM対応かどうかを確認しましょう。
2. **PWMファンハブまたはコントローラー**: マザーボードに十分なPWMポートがない場合、ファンハブや専用のコントローラーを使用することができます。これにより、複数のPWMファンを一元的に制御することが可能になります。
必要なソフトウェア
PWM制御を行うためには、マザーボードに対応したソフトウェアをインストールする必要があります。一般的には、以下のようなソフトウェアが使われます。
- **Corsair iCUE**: CORSAIR製品用の公式ソフトウェアで、ファンの回転数を詳細に設定することができます。特にCORSAIRのファンに最適化されています。
- **MSI Dragon Center**: MSIのマザーボードを使用している場合、このソフトウェアを使用してPWMファンの設定が可能です。
- **ASUS AI Suite**: ASUSのマザーボードに対応するソフトウェアで、PWMファンの回転数や速度を調整する機能があります。
ファンの設定方法
PWMファンの設定は、ソフトウェアを使用して行います。iCUEを例に取ると、ソフトウェアをインストール後、ファンの設定画面にアクセスし、回転数を調整できます。通常、温度に応じた自動調整や、手動で回転数を設定することが可能です。
また、オーバークロックやファンの騒音を気にする場合は、回転数の設定を慎重に行うことが重要です。
まとめ
CORSAIR RS120 PWM 120mmファンを使用して回転数を制御するためには、PWM対応のマザーボードやファンコントローラー、さらに対応したソフトウェアを使用する必要があります。正しく設定することで、静音性や冷却効率を大幅に向上させることができます。
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