新しい外付けSSDに格納したRAWデータをLightroom Classicで読み込もうとしても、ライブラリで「追加」オプションが選べない問題が発生することがあります。この記事では、この問題の原因と解決方法について詳しく解説します。
「追加」オプションがグレーアウトする原因
Lightroom Classicで外付けSSDからRAWデータを読み込もうとした際に、「追加」オプションがグレーアウトして選択できない場合、いくつかの原因が考えられます。特に、USB接続のバージョンやSSDの互換性が影響している可能性があります。
質問者が言うように、以前使用していたSSD(バッファロ社製USB3.2)は正常に「追加」オプションが選べたとのことですが、新しく購入したSSDはUSB3.1対応であり、この違いが影響していることが考えられます。USB3.1はUSB3.2よりも転送速度が遅いため、Lightroomがデータの読み込みに時間がかかりすぎて正常に動作しないことがあります。
USB3.1とUSB3.2の違いが影響しているか?
USB3.1とUSB3.2の主な違いは、転送速度です。USB3.1は最大転送速度が5Gbpsで、USB3.2は最大転送速度が10Gbpsです。RAWデータなど大きなファイルを扱う場合、USB3.1では転送速度が不足し、Lightroom Classicがデータをスムーズに読み込めないことがあります。
そのため、新しく購入したUSB3.1対応の外付けSSDでは、RAWデータの読み込みに問題が発生し、「追加」オプションが選べない状態になる可能性があります。これを解決するためには、より高速なUSB3.2対応の外付けSSDを使用するか、USB3.1接続のSSDに適切な設定を行って読み込み速度を改善する方法を検討することが必要です。
SSDの設定とフォーマットの確認
問題を解決するためには、まず新しい外付けSSDの設定やフォーマットを確認することが重要です。特に、ファイルシステムがLightroom Classicに適していない場合、RAWデータを正常に読み込むことができません。SSDが「exFAT」や「NTFS」など、対応するファイルシステムでフォーマットされていることを確認してください。
また、Lightroomが正しく認識できるよう、SSDの読み込みに関する設定が適切に行われていることを確認してください。設定に問題がないか確認することで、読み込みの問題が解決される場合があります。
解決策と対策
以下の解決策を試すことで、この問題を解決できる場合があります。
- USB3.1接続のSSDをUSB3.2対応のポートに接続してみる。
- より高速なUSB3.2対応の外付けSSDを使用する。
- SSDのフォーマットを確認し、適切なファイルシステムに変更する。
- Lightroom Classicのバージョンを最新にアップデートする。
まとめ
Lightroom Classicで「追加」オプションがグレーアウトして選択できない場合、USB接続のバージョンやSSDの転送速度が影響していることが多いです。USB3.1接続のSSDでは、RAWデータの読み込み速度が足りずに問題が発生することがあります。これを解決するためには、USB3.2対応のSSDに変更するか、接続ポートやフォーマット設定を確認して改善することが重要です。
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