スマートフォンが水に浸かってしまった場合、迅速な対応が求められます。グーグルピクセル6aを用水路に落としてしまった際、乾燥剤を使ってジップロックに入れて処置したとのことですが、どれくらいの時間入れておけばよいのか、乾燥剤で完全に修復できるのか心配ですよね。この記事では、水没したスマートフォンの対処法と乾燥剤の使用について解説します。
水没後の最初の対応が鍵
スマートフォンが水に浸かった場合、できるだけ早く乾燥させることが重要です。3秒ほどで取り出し、周囲を拭いたという対応は適切ですが、残念ながら水は内部に浸透してしまっている可能性があります。これにより、画面や基盤、バッテリーにダメージを与える恐れがあります。
最初にやるべきことは、電源を切ることです。水分が回路に流れ込むのを防ぐため、スマホが起動している場合は直ちにシャットダウンしましょう。
乾燥剤を使った方法の詳細
乾燥剤を使ってスマートフォンを乾燥させる方法は、最も一般的に推奨される方法です。ジップロック袋に乾燥剤と一緒にスマホを入れることで、内部の水分を吸い取ることができます。
乾燥剤は、シリカゲルが多く使われており、これは水分を非常に効率よく吸収します。ジップロックに入れて密封することで、乾燥剤が湿気を吸い込むのを助け、スマートフォンが乾燥します。この方法で、スマートフォンを24〜48時間放置することをお勧めします。
乾燥剤で完全に直るか?
乾燥剤を使うことで、ある程度の水分を取り除くことはできますが、完全に復旧するかどうかは保証できません。乾燥剤を使うことで内部の水分を乾燥させ、短期的には修復できる場合もありますが、長期的なダメージや内部回路への影響は残る可能性があります。
もし、スマートフォンを乾燥剤で処理した後も動作に問題がある場合、内部の部品に水分が残っているか、腐食が進んでいる可能性があるため、専門の修理店で点検を受けることを強くお勧めします。
その他の水没対策
乾燥剤による処置の他にも、以下の方法を試すことができます。
- 無理に電源を入れない: 水に浸かった直後に無理に電源を入れたり、充電したりすると、ショートの原因になります。
- 内部の清掃: 水に浸かった部分を優しく拭き取ったり、SIMカードやSDカードを外すことで、内部の水分を排除しやすくなります。
- 修理店でのチェック: 乾燥後も不具合が残る場合、早めに修理店に持っていき、専門家にチェックしてもらうのが最適です。
まとめ
スマートフォンを水に落とした場合、乾燥剤を使用してジップロックに入れる方法は有効ですが、完全に復旧するかどうかは保証できません。24〜48時間程度、乾燥剤での処理を行うことで水分を除去できる場合がありますが、もし動作不良が続く場合は、早めに修理店に持っていき、プロの手によるチェックを受けることが大切です。迅速な対応と適切な処置が、スマートフォンの長寿命を保つ鍵となります。
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