EOS 7D Mark IIは高性能なカメラで、夜間の航空機撮影にも対応しています。航空機を夜間に撮影する際の設定方法や注意点について解説します。この記事では、夜間撮影でおすすめの設定を紹介し、より良い写真を撮影するためのポイントを押さえます。
EOS 7D Mark IIで夜間の航空機撮影は可能か?
EOS 7D Mark IIは、夜間の撮影に適した性能を備えています。特に高感度ISOやシャッタースピードの調整が可能で、航空機などの移動する被写体も追いやすくなっています。とはいえ、夜間の航空機撮影は少し難易度が高いので、適切な設定が求められます。
夜間の撮影時、特に飛行機を追う場合、シャッタースピードが遅すぎると被写体がブレてしまいますが、速すぎると暗くなりすぎます。ISOや絞り値の調整も重要です。
おすすめの設定方法
夜間の航空機撮影においては、次のような設定が推奨されます。
- ISO設定: ISO 800〜1600を目安に設定しましょう。高感度にするとノイズが増えますが、明るさを確保するために適切なバランスを取る必要があります。
- シャッタースピード: 飛行機の動きに応じてシャッタースピードを調整します。夜間でも動きがブレないように、1/1000秒以上を目安にしますが、背景のボケ具合を調整したい場合は少し遅くしても良いでしょう。
- 絞り値(F値): F5.6〜F8程度の絞り値に設定して、背景と被写体両方に適切な焦点を合わせましょう。
- AFモード: AF-C(コンティニュアスオートフォーカス)モードを使用し、飛行機が動いている間でもフォーカスを維持できるようにします。
注意すべきポイント
夜間の航空機撮影時には、周囲の光源にも気をつける必要があります。街灯や空港の明かりがカメラに影響を与えることがありますので、露出時間を適切に調整してください。また、飛行機が明るい場所を通過する瞬間に撮影すると、より明るく鮮明な写真が撮れることがあります。
さらに、飛行機の動きを追う場合、カメラの手ブレ防止機能や三脚を使って安定させることも重要です。特に長時間の露出時に手ブレが発生しやすくなります。
まとめ: EOS 7D Mark IIで夜間航空機撮影を成功させるために
EOS 7D Mark IIを使用すれば、夜間の航空機撮影も十分可能です。適切なISO設定、シャッタースピード、絞り値を選ぶことで、明るく鮮明な写真を撮影できます。また、AF-Cモードや三脚の使用も重要なポイントです。設定を調整し、周囲の光の影響をうまくコントロールすることで、素晴らしい夜間航空機撮影を楽しんでください。
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