エレコムのEX-G Proマウスを使用して、ボタンに「ファイルを指定して実行」を割り当てた際、ファイルフォルダを開こうとするとJPGファイルやインターネットショートカットしか選択できないという問題について、解決方法を解説します。
「ファイルを指定して実行」の仕組みと制限
「ファイルを指定して実行」を使用してファイルを開く機能は、実際にはショートカットや特定のファイルタイプに対して機能します。例えば、JPGファイルやインターネットショートカットを選択できるのは、そのファイルが実行可能な形式として扱われているからです。
そのため、フォルダを直接開くことはできません。通常、フォルダを開くにはWindowsのエクスプローラーに関連したコマンドが必要ですが、「ファイルを指定して実行」ではそのようなコマンドは設定されていないのが一般的です。
代替案としてのショートカット作成
もし、ボタンにフォルダを開く動作を割り当てたい場合、代替案としては、フォルダへのショートカットを作成し、そのショートカットを「ファイルを指定して実行」の対象にする方法があります。
具体的には、まず開きたいフォルダのショートカットを作成し、そのショートカットのパスを「ファイルを指定して実行」のボタンに割り当てる方法です。この方法で、マウスボタンを押すと指定したフォルダが開くように設定できます。
「実行」コマンドでフォルダを開く方法
別の方法として、フォルダを開くために「実行」コマンドを使用する方法もあります。例えば、実行コマンドに「explorer.exe C:\path\to\folder」と入力することで、指定したフォルダを開けます。
この場合、マウスボタンに実行コマンドを割り当てるには、キーボードやソフトウェアで設定を変更する必要があります。これにより、ボタンを押すことで特定のフォルダが自動で開くようになります。
他のカスタマイズオプション
エレコムのマウス設定ソフトウェアでは、ボタン割り当てにさまざまなカスタマイズが可能です。例えば、ボタンにプログラムやファイルを割り当てるだけでなく、キーストロークやマウスジェスチャーも設定できるので、これらを活用することでより便利に使用できます。
もし、ボタンに「ファイルを指定して実行」の機能以上のものを割り当てたい場合は、専用のマクロソフトやスクリプトを利用する方法も検討してみましょう。
まとめ
エレコムのEX-G Proマウスでは、「ファイルを指定して実行」機能を使ってフォルダを直接開くことはできませんが、ショートカットを使ったり、「実行」コマンドを駆使することで、同じような操作を実現することができます。自分の使い方に最適な方法を選んで、作業効率を向上させましょう。
コメント