iPhoneに乗り換えたばかりの方からよく聞かれる質問の一つが、パスワードの自動入力機能に関するものです。特に、iPhone6sでは簡単にパスワードを保存してくれたのに、iPhone15 Pro Maxに機種変更した後に同じようにパスワードが自動入力されないという問題が発生しています。この記事では、その問題を解決するための設定方法をご紹介します。
iPhoneの自動パスワード入力機能とは
iPhoneでは、Safariやその他のアプリでパスワードを入力した際に、「パスワードを保存しますか?」というポップアップが表示されることがあります。これに同意すると、次回そのサイトにアクセスする際、保存されたパスワードを自動的に入力する機能が有効になります。この便利な機能が利用できると、毎回パスワードを入力する手間が省けて非常に便利です。
ただし、新しいiPhoneに乗り換えた際に、この機能がうまく動作しないことがあります。では、どうすればこの機能を再び有効にできるのでしょうか?
パスワード自動入力設定を確認する方法
iPhoneでパスワード自動入力を有効にするためには、いくつかの設定が必要です。まず最初に確認するべき設定は「設定」アプリです。
「設定」アプリを開き、「パスワードとアカウント」を選択します。次に、「自動入力」をタップして、設定が正しいか確認します。ここで「自動入力」をオンにしておくことで、パスワードの自動入力が有効になります。
iCloudキーチェーンを有効にする
iPhoneでは、iCloudキーチェーンを使ってパスワードを安全に保存し、複数のAppleデバイスで同期することができます。これを有効にしておくことで、Safariや他のアプリで保存したパスワードが、iPhone間で簡単に同期され、自動入力がスムーズに行えるようになります。
iCloudキーチェーンを有効にするには、「設定」アプリを開き、「Apple ID」→「iCloud」→「iCloudキーチェーン」をオンにします。これにより、パスワードの管理がiCloud経由で行われ、より便利に利用することができます。
Safari設定を確認する
iPhoneのSafariブラウザでは、パスワードの自動入力に関する設定が別途管理されています。これを確認することで、問題が解決する場合もあります。
「設定」アプリから「Safari」を選択し、「自動入力」を確認してください。このオプションが有効になっていれば、Safariを使ったウェブサイトのパスワードも自動的に入力されるはずです。
再度パスワードを保存する方法
もし、これらの設定を確認しても自動入力が機能しない場合、まずは手動で一度パスワードを保存してみると良いかもしれません。Safariやアプリでパスワードを入力後、保存のポップアップが表示されるはずです。それをタップして保存することで、次回から自動入力ができるようになります。
また、パスワードが正しく保存されているかどうかは、「設定」アプリの「パスワード」セクションで確認できます。保存されたパスワードはここから管理することができます。
まとめ
iPhoneのパスワード自動入力機能を再び有効にするためには、設定の確認とiCloudキーチェーンの利用が重要です。適切な設定を行うことで、再び便利にパスワードを自動入力できるようになり、毎回パスワードを入力する手間が省けます。もし自動入力がうまく機能しない場合は、再度設定を確認し、手動で保存する方法を試してみましょう。
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