メモリの速度表示が異なる原因とその解決方法

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メモリの速度に関する問題は、PCパーツをアップグレードしたり交換したりする際によくある悩みの一つです。今回は、購入した6000MHzのメモリが4800MHzと表示される場合の原因とその解決方法について解説します。

メモリ速度の表示が異なる原因

購入したメモリが予定していた速度で動作していない場合、いくつかの原因が考えられます。まず最初に考えられるのは、BIOS設定です。多くのマザーボードでは、メモリの速度が自動的に設定されますが、BIOS設定で手動で変更する必要がある場合もあります。

また、メモリの速度は、マザーボードの対応にも影響されます。購入したメモリが6000MHzに対応していても、マザーボードがそれに対応していない場合、設定される速度は低くなることがあります。

BIOS設定の確認と調整

BIOSにアクセスし、メモリ設定を確認することが重要です。XMP(eXtreme Memory Profile)という設定がある場合、これを有効にすることで、購入したメモリの最大速度を引き出すことができます。

XMPを有効にすると、メモリが定格通りの速度で動作するはずです。ただし、XMPが動作しない場合や、XMPをサポートしていない場合、手動でメモリ速度を設定することもできます。

マザーボードの対応状況を確認

購入したメモリが6000MHzでも、マザーボードがそれをサポートしていない場合、表示される速度はそれに応じて制限されます。マザーボードの仕様書に対応するメモリの速度が記載されているので、事前に確認しておくことが重要です。

もしマザーボードが高いメモリ速度に対応していない場合、もう少し低速なメモリを選ぶことも一つの手です。特に、ゲームや高負荷なアプリケーションでの使用を考えると、メモリ速度よりも他のパーツとのバランスが重要です。

まとめ

メモリの速度が期待した通りに表示されない場合、BIOS設定やマザーボードの対応状況を確認することが大切です。XMP設定を有効にすることで、多くのケースで問題が解決します。それでも解決しない場合は、マザーボードが対応している速度を確認し、必要に応じて適切なメモリを選びましょう。

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