SONY α1iiで駅構内のような場所で人物を撮影する際、ホワイトバランスや色温度の設定は非常に重要です。特に、服装が青色の目立つものであれば、色温度やホワイトバランスをうまく調整することで、より鮮やかな色味を引き出すことができます。本記事では、これらの設定方法を具体的に解説します。
ホワイトバランスの基本設定
ホワイトバランスは、撮影する場所の光源に合わせて設定することが大切です。駅構内のような人工的な照明下では、白熱灯や電球の光が多いため、ホワイトバランスを「電球」や「白熱灯」に設定することが基本となります。
これにより、暖色系の照明に合った色味を出すことができ、人物の肌の色や服の色が自然に見えるようになります。もし、過度に黄色くなる場合は、微調整を行いましょう。
色温度を調整して青色を鮮やかにする方法
服装が青色の目立つものであれば、色温度の調整で青色をより鮮やかにすることができます。一般的に、青を強調するためには、色温度を低く設定します。これにより、青色のトーンが鮮やかになり、服装が引き立ちます。
具体的には、ホワイトバランスを「電球」や「白熱灯」に設定した後、色温度を少し低めに設定し、青色が際立つように調整してみましょう。ただし、あまり極端に下げすぎると、全体のバランスが崩れるため、微調整が重要です。
撮影シーンに合わせたホワイトバランスの設定
駅構内のような場所では、人工照明と自然光が混在する場合があります。そのため、ホワイトバランスを手動で微調整することが必要です。特に、屋内での撮影では「白熱灯」や「電球」の設定が一般的ですが、状況に応じて「オート」に切り替え、画像が自然に見えるようにすることも一つの方法です。
また、屋外の自然光下での撮影では、「晴天」や「日陰」の設定を使い分けることで、より正確な色再現が可能になります。
白熱灯や電球で撮影する際の注意点
白熱灯や電球の照明下での撮影は、色温度が低く、暖かみのある写真を得ることができますが、注意点もあります。白熱灯や電球は、色温度が非常に低いため、黄色やオレンジの色が強く出ることがあります。
そのため、ホワイトバランスを設定する際には、過度に暖かい色味を抑えるために微調整を行うことが大切です。また、写真全体の色味が偏らないように、細かな調整を繰り返しながら撮影していくことをおすすめします。
まとめ:適切なホワイトバランスと色温度設定で人物撮影を鮮やかに
SONY α1iiで駅構内などの人工照明下で人物を撮影する場合、ホワイトバランスを「電球」や「白熱灯」に設定し、色温度を調整することで、青色を鮮やかに際立たせることができます。微調整を行い、最適な設定を見つけることで、色鮮やかで自然な写真を撮影することができるでしょう。
撮影環境に合わせて、適切な設定を行い、より美しい写真を撮影しましょう。
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