Canon EOS Kiss M2は、コンパクトで高性能なミラーレスカメラとして人気です。特に、望遠レンズを使いたいという要望が多く寄せられていますが、どのレンズが適応するのか、またマウントアダプターを使って望遠レンズを取り付ける方法については、悩む方も多いでしょう。この記事では、250mm〜300mmの望遠レンズの選び方と、マウントアダプターを使う方法を解説します。
1. Canon EOS Kiss M2のレンズマウントについて
Canon EOS Kiss M2は、EF-Mマウントを採用しています。EF-Mマウントは、Canonのミラーレス機用に開発されたもので、通常のデジタル一眼レフカメラに使われるEFマウントとは異なります。これにより、EF-Mマウント用のレンズが基本的に適応するため、EFマウントや他のマウント用レンズを使用したい場合は、マウントアダプターが必要になります。
2. 望遠レンズ選びのポイント
Canon EOS Kiss M2に対応する250mm〜300mmの望遠レンズを選ぶ際、レンズの焦点距離だけでなく、開放絞りや手ブレ補正の有無、重量やサイズにも注目することが重要です。例えば、Canon EF-M 18-150mm f/3.5-6.3 IS STMは、少し短めの焦点距離ですが、日常的に使いやすい望遠ズームレンズです。
より高性能な望遠レンズとして、Canon EF 70-300mm f/4-5.6 IS II USMなどがありますが、これはEF-MマウントではなくEFマウントのレンズです。そのため、マウントアダプターを使って取り付ける必要があります。
3. マウントアダプターを使用した望遠レンズの選び方
EF-MマウントにEFレンズを取り付けるためには、Canonの公式マウントアダプター「Canon EF-EOS Mマウントアダプター」を使うのが一般的です。このアダプターを使うことで、CanonのEFマウントレンズをEOS Kiss M2に取り付けることができ、例えばCanon EF 70-300mm f/4-5.6 IS II USMのような望遠レンズも利用可能になります。
マウントアダプターを使うことで、より広い選択肢の中から望遠レンズを選ぶことができますが、オートフォーカスが遅くなることがあるため、撮影のスタイルに合わせてレンズ選びをすることが大切です。
4. マウントアダプター使用時の注意点
マウントアダプターを使用する際には、いくつかの点に注意が必要です。まず、オートフォーカスの性能が落ちることがあるため、特に動体撮影や高速な被写体を撮影する際には、手動フォーカスを併用することを検討しましょう。
また、マウントアダプターを使うことでレンズの光学性能に影響を与える可能性があるため、必ず自分の撮影スタイルに適したアダプターを選ぶことが重要です。
5. まとめ
Canon EOS Kiss M2に250mm〜300mmの望遠レンズを取り付けるには、EF-Mマウント用のレンズを選ぶか、マウントアダプターを使用してEFマウントレンズを取り付ける方法があります。マウントアダプターを使うことで、より多くの選択肢からレンズを選べる一方、オートフォーカスの遅れや光学性能に注意が必要です。自分の撮影スタイルや予算に合ったレンズとアダプターを選ぶことが大切です。
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