Windows Server 2012で使用できるUPS自動シャットダウンソフトの選び方とダウンロード方法

電池

Windows Server 2012に対応したUPS(無停電電源装置)の自動シャットダウンソフトを探している方に向けて、いくつかのオプションをご紹介します。特に、PowerAct Proがダウンロードできなくなった場合でも、代替の自動シャットダウンソフトを使用して、安全にサーバーをシャットダウンする方法を解説します。

PowerAct Proが使えない場合の対応方法

オムロンのUPS(BW40T)と一緒に使用する自動シャットダウンソフトとして、以前はPowerAct Proが一般的に使用されていましたが、サポートが終了したため、ダウンロードできない場合があります。そんなときには、他の代替ソフトを使用することをおすすめします。

Windows Server 2012対応の代替ソフト

Windows Server 2012に対応する自動シャットダウンソフトとして、以下のソフトがあります。

  • APC PowerChute:APCのUPS用に開発されたソフトですが、一般的なUPSにも対応しており、自動シャットダウン機能が搭載されています。
  • WinNUT:オープンソースのUPS管理ツールで、Windows Server 2012にも対応しています。設定が少し複雑ですが、無料で使用できる点が魅力です。
  • CyberPower PowerPanel:CyberPowerのUPSに対応したソフトですが、他のUPSにも対応しています。簡単に設定でき、ユーザーフレンドリーなインターフェイスです。

これらのソフトは、一般的なUPSと互換性があり、Windows Server 2012で問題なく動作します。

自動シャットダウン機能の設定方法

自動シャットダウン機能を設定するための基本的な手順を説明します。まず、選んだソフトをインストールし、UPSをPCに接続します。その後、設定画面でシャットダウンの条件やタイミングを指定します。これにより、停電などの際に自動でサーバーが安全にシャットダウンされます。

例えば、APC PowerChuteでは、電力が指定のしきい値を下回った際に自動シャットダウンする設定が可能です。また、PowerPanelでは、バッテリー残量が低くなった場合にシャットダウンをトリガーすることができます。

UPSと自動シャットダウン設定時の注意点

UPSと自動シャットダウンの設定時には、以下の点に注意することが大切です。

  • UPSのバッテリー容量を確認:設定前に、UPSのバッテリーが十分に容量があるか確認してください。長時間のバックアップが必要な場合には、より大容量のUPSが必要です。
  • シャットダウン時間の設定:シャットダウンまでの時間を適切に設定することが重要です。過剰に早く設定しすぎると、完全にデータを保存する前にシャットダウンが行われてしまう可能性があります。
  • ソフトウェアの定期的なアップデート:自動シャットダウンソフトは、定期的に更新されることがあります。最新バージョンを使用することで、セキュリティと安定性を保つことができます。

まとめ

PowerAct Proが使えない場合でも、APC PowerChuteやWinNUT、CyberPower PowerPanelなど、Windows Server 2012に対応した代替の自動シャットダウンソフトがあります。これらを使って、安全にサーバーをシャットダウンできるように設定することが重要です。また、UPSのバッテリー容量やシャットダウン時間を適切に設定し、ソフトウェアのアップデートを忘れずに行いましょう。

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