富士通のESPRIMO FH95/E2シリーズは、M.2タイプのSSDを取り付けることが可能ですが、適切な手順を踏むことが重要です。この記事では、M.2 SSDの取り付け方法と注意点について解説します。
富士通ESPRIMO FH95/E2の対応タイプと確認すべきポイント
まず、ESPRIMO FH95/E2がM.2 SSDに対応しているかどうかを確認する必要があります。このモデルにはM.2スロットが搭載されており、SSDを取り付けることができますが、M.2 SSDの規格にはいくつかの種類があり、取り付ける前に確認すべきポイントがあります。
- スロットのサイズ: M.2には2230、2242、2260、2280といったサイズの違いがあります。ご使用のSSDのサイズがスロットに適合するか確認しましょう。
- PCIeまたはSATA: M.2 SSDはPCIeとSATAの2種類があり、PCIeはSATAよりも高速ですが、取り付けるSSDがどちらに対応しているかも確認が必要です。
手順:M.2 SSDの取り付け方法
次に、実際にM.2 SSDを取り付ける手順を説明します。以下の手順を順に実行してください。
- PCの電源を切り、ACアダプターを抜き、静電気を防ぐためにアースを取ります。
- PCの背面にあるネジを外し、カバーを開けて内部を確認します。
- M.2スロットが見つかったら、SSDを慎重にスロットに挿入します。SSDがしっかりと奥まで挿さっていることを確認してください。
- SSDがしっかりと固定されたら、必要に応じてネジで固定します。
- PCを元に戻し、電源を入れて、SSDが正しく認識されているかBIOSやWindowsのディスク管理で確認します。
注意点:取り付け後の設定と確認
M.2 SSDを取り付けた後は、ドライバや設定が必要な場合があります。特に、BIOSの設定でM.2 SSDが正しく認識されているかを確認し、必要に応じてドライバをインストールします。
- BIOSの設定: 新しく取り付けたM.2 SSDがBIOSに認識されているか確認し、必要な設定を行います。
- OSのインストール: SSDに新しいOSをインストールする場合は、インストールメディアを使用して設定を進めます。
- データの転送: 既存のデータを移動したい場合、ディスク管理を使用してパーティションを設定し、データのコピーを行います。
まとめ
富士通ESPRIMO FH95/E2でM.2 SSDを取り付けることは十分可能ですが、適切なサイズと規格のSSDを選ぶことが重要です。手順通りに作業を進め、確認を怠らずに作業を完了させてください。また、取り付け後の設定やデータ転送もスムーズに行うために、しっかりとした準備が必要です。
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