B760M-HDV/M.2に対応するNVMe SSDの増設方法とおすすめモデル

周辺機器

PCのストレージ容量を増やしたいと考えている方にとって、NVMe SSDの増設は非常に有効な選択肢です。特に、WD Blue SN580 NVMe WDS200T3B0Eなどの2TBモデルを使用したいという場合、対応するマザーボードやモデルを確認することが重要です。この記事では、B760M-HDV/M.2に対応するSSDの増設方法と、2TB、Gen4対応のおすすめNVMe SSDをご紹介します。

1. B760M-HDV/M.2にWD Blue SN580 NVMeを増設できるか?

まず、B760M-HDV/M.2というマザーボードは、PCIe Gen3に対応したM.2スロットを搭載しており、WD Blue SN580 NVMeはPCIe Gen3対応のSSDです。そのため、このSSDはB760M-HDV/M.2に問題なく取り付けることができます。ただし、WD Blue SN580はPCIe Gen3対応であり、PCIe Gen4に比べて転送速度が遅くなる可能性がある点を理解しておきましょう。

また、2TBの容量は問題なくサポートされているので、容量については心配する必要はありません。M.2スロットのサイズや取り付け方法を確認したうえで、増設が可能です。

2. NVMe SSDの選び方とおすすめのモデル

次に、NVMe SSDの選び方についてです。特に、「レイトレーシング」や「アップスケーリング」に興味がある場合、転送速度が非常に重要になります。Gen4対応のSSDは、Gen3のSSDに比べて高速なデータ転送を実現でき、特に大容量ファイルの読み書きが重要な用途におすすめです。

おすすめの2TB、Gen4対応のNVMe SSDとして、以下のモデルを挙げてみます。

  • Samsung 980 Pro: 優れたパフォーマンスと信頼性を提供し、読み取り速度が最大7000MB/sを誇ります。
  • Western Digital Black SN850X: 高速な転送速度と優れた耐久性が特徴で、ゲーマーやクリエイターに適しています。
  • Corsair MP600 Pro XT: 高性能で、PCIe Gen4に対応し、4Kビデオの編集や大容量ゲームに最適です。

これらのモデルは、転送速度が高速であり、特に重い作業を行う際に非常に効果的です。

3. Gen3とGen4の違い

Gen3とGen4の違いについて簡単に説明します。Gen3は最大転送速度が約3500MB/sですが、Gen4はその約2倍、最大7000MB/sに達します。特に大容量のゲームデータや動画編集など、高速な読み書きが求められる作業において、Gen4対応のSSDは非常に有効です。

ただし、Gen4 SSDは必ずしもすべてのシステムでフルに性能を発揮できるわけではなく、マザーボードやCPUの対応状況にも影響されます。B760M-HDV/M.2では、Gen3のスロットしかサポートしていないため、Gen4の速度を最大限に引き出すことはできません。そのため、Gen3対応のSSDでも十分にパフォーマンスを発揮します。

4. まとめ

B760M-HDV/M.2マザーボードには、WD Blue SN580 NVMeのようなGen3対応のSSDを問題なく増設できます。転送速度にこだわる場合は、Gen4対応のSSDを選ぶのも良い選択肢ですが、B760M-HDV/M.2ではGen3の速度制限がある点を考慮してください。特に、ゲームや重い作業を行う場合は、Samsung 980 ProやWestern Digital Black SN850Xなどの高性能なSSDを選ぶと、快適なパフォーマンスを得ることができます。

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