α7S III と NINJA 4K 外部レコーダーを使用してLOG撮影を行う際、解像度設定に関する問題が発生することがあります。特に、カメラ側の設定をLog撮影にしても、NINJA側で4K出力が選べず、1080pのみの選択肢しか表示されない場合があります。この問題を解決するための設定方法について説明します。
1. α7S III の設定確認
まず、α7S III のメニューで「画質/記録」から「Log撮影設定」を確認し、「Flexible ISO」モードに設定します。この設定を行うことで、カメラがLogフォーマットで撮影できるようになりますが、この設定だけでは外部レコーダーへの4K出力は正しく行われません。
2. HDMI 出力設定を調整する
次に、カメラの「セットアップ」メニュー内の「外部出力」セクションに進みます。ここで「HDMI出力設定」を選択し、出力解像度を4Kに設定する必要があります。しかし、これが正しく表示されない場合もあるため、以下の手順を試してみてください。
3. 出力解像度が1080pになる原因とその対策
もし、出力解像度が1080pに固定されてしまう場合、まずカメラのファームウェアが最新のものであることを確認してください。古いバージョンでは、この問題が発生することがあります。また、カメラが4K HDMI出力に対応するためには、適切なHDMIケーブルを使用しているかも確認が必要です。特に4K対応の高品質なHDMIケーブルを使用し、カメラとNINJAレコーダーの接続がしっかりしているか再確認してください。
4. NINJAレコーダーの設定を見直す
NINJAの設定も確認しましょう。NINJA 5 などのモデルは、4Kでの記録が可能ですが、カメラ側の出力解像度に合わせた設定を行う必要があります。NINJA側の設定で「4K UHD」を選択し、α7S III からの信号を4Kで受信できるようにします。
5. まとめ
α7S III と NINJAを組み合わせた4K LOG撮影を行う際、カメラ側とNINJA側の設定が正しく行われているかを再確認することが重要です。カメラの出力解像度設定とHDMIケーブル、さらにNINJAの設定が正しく行われていれば、問題なく4KでのLOG撮影が可能となります。
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