マウスの戻る/進むボタンをShiftとCtrlキーに変更したいというニーズは、作業効率を向上させるために非常に有効です。特に、会社やさまざまなPC環境で作業を行う際に、ソフトウェアをインストールせずに設定できる方法を探している方も多いことでしょう。この記事では、オンボードメモリがないマウスでも、パソコンごとに設定なしでShiftとCtrlを割り当てる方法について詳しく解説します。
1. マウスのボタン割り当てを変更する基本的な方法
まず、通常のマウスは専用のソフトウェアがない限り、ボタンの割り当てを変更することはできません。しかし、いくつかのツールや設定を使うことで、ソフトウェアなしでもマウスボタンの機能を変更することができます。
特に、Windowsに標準で搭載されている「Microsoft Mouse and Keyboard Center」などを使用することで、外部ソフトなしで、ShiftキーやCtrlキーをマウスボタンに割り当てることが可能です。
2. Windowsでボタンの割り当てを変更する方法
Windowsの標準機能やサードパーティ製ソフトを使って、マウスボタンの割り当てを変更することができます。具体的な手順は以下の通りです。
1. 「Microsoft Mouse and Keyboard Center」をインストールします。
2. インストール後、アプリを開き、マウスを選択します。
3. ボタン設定画面に進み、変更したいボタン(戻る/進む)を選択し、キーボードショートカット(Ctrl、Shiftなど)に変更します。
3. 他のソフトウェアを利用した方法
もし、標準機能でうまくいかない場合、サードパーティ製のマウス設定ツールを利用することも可能です。代表的なツールに「AutoHotKey」や「X-Mouse Button Control」があります。
「X-Mouse Button Control」は、非常に高機能なマウスボタンのカスタマイズツールです。このツールを使用すると、特定のアプリケーションに対してボタン割り当てを変更したり、複雑なキー入力をマウスのボタンに割り当てたりすることができます。
4. 使うPCごとに設定をすることなく適応する方法
特定のソフトをインストールすることなく、すべてのPCで同じ設定を適用したい場合、マウス自体に保存された設定を活用できるマウスを選ぶと便利です。多くのハイエンドマウスには、オンボードメモリが搭載されており、設定を内部に保存することができます。
しかし、今回は「オンボードメモリ付きに買い替えることは考えない」という条件ですので、USBメモリなどのポータブル設定ファイルを使って、設定を簡単に持ち運ぶ方法もあります。
まとめ
マウスのボタンをShiftやCtrlキーに変更するための方法は、Windowsの標準機能やサードパーティ製のツールを利用することで実現できます。ソフトウェアをインストールせずにすべてのPCで設定を反映させるには、設定をポータブルな形式で保存するか、マウスにオンボードメモリ機能がある場合はその機能を活用すると便利です。
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