InstagramやTwitterなどでよく見る、黒が強調された印象的な鉄道写真。これらの写真は、カメラの性能や設定だけでなく、撮影のテクニックも大きく影響します。今回は、Canon EOS 7D Mark IIを使った鉄道写真の撮影方法や、黒が強調された写真を撮るためにおすすめのカメラを紹介します。
EOS 7D Mark IIで黒が強調された鉄道写真は撮れるか?
Canon EOS 7D Mark IIは、その高いオートフォーカス性能や優れた連写性能で鉄道写真の撮影に非常に向いています。しかし、黒が強調された印象的な写真を撮るためには、ただカメラを選ぶだけでは足りません。撮影の設定や技術が重要です。
まず、カメラの設定としては、コントラストを強調するために、露出を少しアンダー気味に調整すると効果的です。シャドウ部分を暗く保ちつつ、ハイライトを少し明るくすることで、黒が際立つ写真が撮れます。
黒が強調された鉄道写真の撮影テクニック
黒を強調するためには、光の使い方が非常に重要です。特に、逆光や低い角度からの自然光を活用することで、黒い車体と明るい背景のコントラストが際立ちます。また、シャッタースピードや絞りを調整することで、動きのあるシーンもスムーズに撮影できます。
さらに、モノクロで撮影する方法も黒の強調に非常に効果的です。カラー写真ではなく、白黒で撮影することで、コントラストの強さが引き立ち、印象的な写真を得ることができます。
おすすめのカメラとレンズ
EOS 7D Mark II以外にも、鉄道写真を撮るためにおすすめのカメラがあります。例えば、Canon EOS 5D Mark IVは、フルサイズセンサーを搭載しており、ダイナミックレンジが広く、黒を強調する撮影が得意です。こちらの記事では、EOS 5D Mark IVの詳細と鉄道写真への適性を紹介しています。
また、Nikon D850も非常に高性能なカメラで、低照度でもノイズが少なく、コントラストの強い写真を撮影することができます。鉄道写真や風景写真を撮る際には、このようなカメラも選択肢として検討してみてください。
鉄道写真を撮るためのレンズ選び
鉄道写真に適したレンズとしては、広角レンズや望遠レンズが人気です。広角レンズは、鉄道全体や風景を撮影する際に非常に便利です。一方、望遠レンズは、近くを走る列車をアップで撮影するために役立ちます。
例えば、Canon EF 24-70mm f/2.8L II USMは、風景と鉄道両方に対応できる優れたレンズです。また、Nikon AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRは、動きのある鉄道を撮影する際に最適です。
まとめ
EOS 7D Mark IIでも、黒が強調された印象的な鉄道写真を撮ることは十分に可能です。しかし、カメラ設定や撮影テクニックを工夫することが大切です。逆光や低角度の光を活用し、コントラストを強調することで、黒を際立たせることができます。また、カメラやレンズの選定によって、鉄道写真のクオリティをさらに向上させることができます。
鉄道写真を撮る際は、カメラとレンズの選択に加え、撮影技術を駆使して、自分だけの印象的な作品を撮影してみてください。
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