スリーコインズで販売されているスマートウォッチがIP68の防水性を備えていると記載されていますが、実際にプールで使えるのか気になる方も多いでしょう。IP68という防水性指標がどのような意味を持つのか、そしてプールで使用する際の注意点について解説します。
IP68の防水性能とは?
IP68という防水指標は、スマートウォッチやその他の機器の防水性を示す国際規格です。IPは「Ingress Protection」の略で、物の侵入を防ぐ規格を意味します。数字の「6」は「粉塵の侵入を完全に防ぐ」ことを意味し、「8」は「水深1.5メートル以上、30分間の水没に耐える」という意味です。
つまり、IP68のスマートウォッチは、短時間であれば水中でも使用できるという防水性能を備えていることが分かります。ただし、この性能はあくまで静水におけるテスト結果であり、動きのある水や塩素水(プール水)での使用に関しては注意が必要です。
プールで使用する場合の注意点
プールでスマートウォッチを使用する際には、いくつかの点に注意が必要です。まず、IP68防水性が示すのは「静水での使用」であり、プールのような動きのある水では、より大きな圧力がかかるため、保証された性能を発揮しない場合があります。
また、プールの水は塩素を含んでおり、長時間の浸水がデバイスに悪影響を与えることがあります。塩素や化学物質は、スマートウォッチのシール部分や防水機能にダメージを与える可能性があるため、プールでの使用後はすぐに水で洗い流すことをおすすめします。
プールで使用するための適切なスマートウォッチ
もしプールで使用したい場合、防水性能がIP68以上であっても、特に水泳や長時間の水中使用を考慮するなら、さらに高い耐水性を備えたスマートウォッチを選ぶことを検討すると良いでしょう。例えば、IP68に加えて「50メートル防水」や「水泳モード」を搭載したデバイスが最適です。
特に水泳を頻繁に行う方には、専用の水泳向けスマートウォッチを選ぶことで、耐水性を最大限に活用できます。
まとめ
スリーコインズのIP68防水スマートウォッチは、日常生活での水しぶきや汗には十分対応できますが、プールで使用する際にはいくつかの注意点があります。動きのある水や塩素水では、予期しないダメージを受けることがあるため、使用後は必ず水で洗い流し、長時間の水没は避けるようにしましょう。
もしプールで頻繁に使用する予定がある場合は、さらに高い防水性能を持つスマートウォッチを選ぶことをおすすめします。
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