Davinci Resolveを使用して動画編集を行う際、ロジクールMX Ergo Sトラックボールを効果的にカスタマイズすると作業が大幅に捗ります。特に音声クリップのノイズ除去やフレーム単位での調整を効率よく行いたい場合、ボタン配置とショートカットの設定が重要です。本記事では、MX Ergo Sを使ったおすすめのカスタマイズ設定について解説します。
MX Ergo Sのボタン設定の基本
MX Ergo Sは、複数のボタンを自由にカスタマイズできるため、動画編集作業をよりスムーズに進めることができます。特に、音声編集や細かい調整作業を多く行う場合、効率的に操作できるように設定を変更することが大切です。
MX Ergo Sの主なボタンは、トラックボール自体を含む2つのクリックボタン、4つのサムボタン、そしてスピード調整用のダイヤルが搭載されています。これらのボタンに適切な機能を割り当てることで、作業効率を格段に向上させることが可能です。
音声クリップのノイズ削除作業に便利な設定
音声クリップのノイズ除去を行う場合、まずは「再生・停止」や「クリップの選択」、「ズームイン・ズームアウト」などの基本的な操作をボタンに割り当てておくと便利です。特に、再生と停止の切り替えを迅速に行える設定は作業効率を大きく向上させます。
サムボタンには「Ctrl」や「Shift」キーを割り当てて、音声クリップのトリミングやノイズ除去時のショートカットに使用すると便利です。また、タイムラインでの細かいフレーム単位の調整には、トラックボールの精度を活かしてスムーズに動作するよう設定を調整します。
フレーム毎の細かい調整に役立つ設定
動画編集では、フレーム単位での微調整が重要です。MX Ergo Sのトラックボールを活用して、タイムラインのフレーム移動やトリミングをスムーズに行うために、ボタンの設定を最適化しましょう。
例えば、トラックボールの移動に加えて、サムボタンに「Shift」や「Alt」を割り当て、フレーム単位の移動やタイムラインの拡大縮小を一発で行えるように設定します。これにより、編集中に頻繁に使うフレーム移動が非常に効率的に行えるようになります。
おすすめのMX Ergo Sのボタン設定例
具体的な設定例として、以下のような割り当てを試してみてください。
- 左クリックボタン:再生/停止
- 右クリックボタン:音声クリップの選択
- サムボタン1:音声ノイズ除去
- サムボタン2:フレーム単位の前後移動
- サムボタン3:クリップのトリミング
- ダイヤル:タイムラインのズームイン/ズームアウト
これらの設定をカスタマイズすることで、音声のノイズ除去作業やフレーム単位での編集作業が効率的に行えるようになります。
まとめ
ロジクールMX Ergo SトラックボールをDavinci Resolveで使う際には、各ボタンに役割を持たせることで作業が大幅に効率化できます。特に、音声クリップのノイズ除去やフレーム単位の調整に必要な操作を簡単に行えるようにカスタマイズすることで、編集作業がスムーズに進みます。自分の作業スタイルに合わせて設定を最適化し、さらに快適な編集環境を作りましょう。
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