SONYのHVL-F58AMクリップオンストロボとSLT-A65Vカメラで、TTL(自動調光)やHSS(ハイスピードシンクロ)機能が動作しない問題に直面している方は少なくありません。この問題に関して考えられる原因と解決策を詳しく解説します。
TTLとHSS機能が動作しない原因
HVL-F58AMストロボがSLT-A65Vで動作しない原因として、いくつかの要因が考えられます。まずは、カメラとストロボの互換性に関する問題です。SLT-A65Vは、古いカメラのため、HVL-F58AMのすべての機能と完全に連携できないことがあります。特に、TTLやHSSが動作しない場合、ファームウェアのバージョンやカメラ側の設定が原因となっている可能性があります。
次に、ストロボとカメラの接続部分が正常に接続されていない場合もあります。ストロボの受光部が点灯しない場合、カメラ側の設定やストロボの取り付けが正しく行われていないことがあります。
カメラとストロボの設定確認
まず、カメラ側の設定を確認してください。SLT-A65Vでは、ストロボのTTLやHSSが正常に動作するように、カメラの設定でフラッシュ機能を有効にしているかをチェックする必要があります。カメラの「フラッシュ設定」メニューで、TTLモードやハイスピードシンクロモードがオンになっていることを確認しましょう。
また、カメラとストロボの接続部分をしっかり確認し、ストロボが正しくマウントされているかを確認してください。接続端子に異常がないか、清掃されているかも確認することが重要です。
ファームウェアのアップデート
カメラやストロボのファームウェアが古い場合、新しい機能が正常に動作しないことがあります。SLT-A65VとHVL-F58AMの両方で最新のファームウェアにアップデートすることで、問題が解決することがあります。SONYの公式サイトから最新のファームウェアをダウンロードし、インストール方法に従ってアップデートしてください。
ファームウェアのアップデート後、再度TTLやHSSが正常に動作するか確認してください。
ストロボ自体の故障を疑う
それでも問題が解決しない場合、HVL-F58AMストロボ自体の故障が考えられます。特に、受光部が全く点灯しない場合、内部の部品に問題がある可能性があります。この場合は、メーカーに問い合わせて修理または交換を依頼することが必要です。
まとめ
HVL-F58AMストロボとSLT-A65VでTTLやHSS機能が動作しない場合、カメラとストロボの設定、ファームウェアのアップデート、接続の確認を行うことで解決できることが多いです。それでも解決しない場合は、ストロボ自体に故障がある可能性があるため、メーカーに問い合わせることをお勧めします。
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