プリントパックの無線綴じと小ロット無線綴じの違いと選び方

プリントパックで無線綴じの印刷を注文する際、「無線綴」と「小ロット無線綴じ」の2つの選択肢があります。これらのサービスは、同じ用紙・色数・部数でも価格に差があり、その違いが不明な方も多いかと思います。この記事では、これら2つのサービスの違いについて詳しく説明します。

無線綴じと小ロット無線綴じの違い

「無線綴じ」は、大量の部数を一度に印刷する際に使用される方法で、主に本のように多くのページを綴じるときに利用されます。この方法では、ページが一冊の本のように、表紙と一緒に無線で綴じられます。

一方、「小ロット無線綴じ」は、少部数で無線綴じを行う方法で、通常の無線綴じに比べて少量の印刷を対象としています。少部数の印刷に特化しており、小回りが利く反面、製造コストが割高になることが多いため、価格が高くなる傾向があります。

無線綴じは、ページがしっかりと綴じられており、ページの動きが滑らかで、長期間使用することができます。大量の部数を一度に印刷する場合、この方法は非常に効率的で、コストパフォーマンスも良いのが特徴です。

また、無線綴じは、表紙のデザインを自由に選べるなど、デザインの幅が広がる点もメリットです。プロフェッショナルな仕上がりを希望する場合には最適な方法です。

小ロット無線綴じは、少部数でも無線綴じを実現できるため、短期間で少ない部数を納品してもらいたい場合に便利です。少量印刷を希望する企業や個人にとっては、効率的な選択肢となります。

しかし、少部数の場合、印刷コストが高くなるため、無線綴じを選択する際には予算との兼ね合いをよく考える必要があります。また、小ロット無線綴じは、製造ラインの規模に合わせた価格設定がされているため、通常の無線綴じに比べてコストがかかることがあります。

無線綴じと小ロット無線綴じの価格差は、主に生産量に起因しています。無線綴じは大量に印刷を行うため、製造コストが安く、より安価に提供することができます。一方、小ロット無線綴じは少量生産であるため、設備や時間のコストが高くなり、単価が高くなるのです。

少部数の印刷を行う場合、どうしても小ロット無線綴じの方が割高になりますが、必要な部数だけを注文することができる点で便利です。逆に、大量部数を印刷したい場合は、無線綴じの方がコスト効率が良いと言えるでしょう。

プリントパックの「無線綴」と「小ロット無線綴じ」の違いは、主に印刷する部数に関係しています。大量部数の印刷を希望する場合は「無線綴じ」、少部数で無線綴じを希望する場合は「小ロット無線綴じ」を選ぶことができます。それぞれの方法には価格面での違いがあり、予算に応じて最適な方法を選ぶことが重要です。