EOS Kiss X90で星空を撮影するための広角レンズ選びは、画質や焦点距離、開放F値などを考慮する必要があります。星撮りにおいて重要なのは、星の軌跡をしっかりと捉えるための明るいレンズと広い画角です。この記事では、EOS Kiss X90におすすめの星撮り用広角レンズをいくつか紹介します。
1. 星撮りに最適なレンズの選び方
星空撮影において、最も重要なのは「広角」かつ「明るいレンズ」を選ぶことです。広角レンズは、広範囲の星空を一度に撮影できるため、特に星の軌跡や天の川のような大きなシーンを捉えやすくなります。また、F値が小さいレンズ(例えば、F2.8以下)は暗い場所での撮影に最適です。
また、EOS Kiss X90はAPS-Cサイズのセンサーを搭載しているため、レンズの焦点距離は35mm換算で約1.6倍になります。これを踏まえて、焦点距離やF値を考えることが大切です。
2. おすすめのレンズ:Sigma 18-50mm F2.8 DC DN
Sigmaの18-50mm F2.8 DC DNは、星撮り初心者にも扱いやすい広角ズームレンズです。F2.8の明るい開放絞りを持っており、暗い環境でも星をしっかりと撮影できます。焦点距離は18mmから50mmまで調整でき、星空だけでなく、風景や日常の撮影にも幅広く活用できます。
また、Sigmaのレンズはシャープな描写で知られており、星空の細部まで鮮明に映し出してくれるため、星撮りには最適です。
3. おすすめのレンズ:Tokina atx-i 11-16mm F2.8 CF
Tokinaのatx-i 11-16mm F2.8 CFは、非常に広い画角を提供するため、広大な星空や天の川を捉えるのに最適なレンズです。開放F値がF2.8であるため、暗い環境でも十分な明るさを確保できます。
また、11mmという焦点距離はAPS-Cセンサーであれば非常に広い画角を提供し、星撮りにおいては特に重宝されます。Tokinaは優れたコストパフォーマンスを誇るレンズを提供しており、初心者にも扱いやすいレンズです。
4. おすすめのレンズ:Canon EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STM
Canon EF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STMは、EOS Kiss X90に直接対応するレンズです。このレンズは、非常に広い画角と手ぶれ補正機能を備えており、星空の撮影に役立ちます。
F値はやや高めですが、手ぶれ補正を使うことで安定した撮影が可能です。初心者でも使いやすく、コストパフォーマンスが良いレンズとしておすすめです。
5. ミラーレス一眼やフルサイズとの比較
もし今後、フルサイズのカメラを検討する場合、レンズ選びの幅が広がり、より明るいレンズや高解像度のレンズを選ぶことができます。フルサイズ機は、より低いISOでノイズを抑えて撮影できるため、星撮りにおいては非常に有利ですが、初心者にはミラーレスやAPS-Cセンサーを搭載したカメラの方が手軽に使用できます。
ただし、EOS Kiss X90でも十分に良い写真が撮れるので、最初はAPS-Cで十分だと言えるでしょう。
まとめ
星撮り用のレンズは、広角で明るいものが理想です。EOS Kiss X90には、Sigma 18-50mm F2.8 DC DNやTokina atx-i 11-16mm F2.8 CFなど、非常に優れた選択肢があります。iPhoneでは難しい細かい描写や広範囲の星空の撮影を楽しみたいなら、これらのレンズを検討してみてください。自分の撮影スタイルに最適なレンズを選び、素晴らしい星空写真を撮影しましょう。
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