メモリ動作周波数が異なる原因と対処法【DDR4-2400とDDR4-2666】

周辺機器

PCのメモリ動作周波数が異なる問題に直面した場合、特に「同じメモリ」を使用しているにもかかわらず、異なる周波数で動作する原因を探ることが重要です。この問題が発生する場合、何が原因でそのような現象が起きるのかを知ることが解決への第一歩です。

メモリ動作周波数が異なる原因とは?

メモリが2666MHzと2400MHzで動作する理由は、いくつかの要因によって発生します。最も一般的な原因は、マザーボードまたはCPUが特定の周波数にしか対応していないことです。例えば、CPUが最大2400MHzまでしかサポートしていない場合、メモリが2666MHzであっても2400MHzにダウンクロックされてしまいます。

また、メモリスロットの組み合わせによっても動作周波数が影響を受けることがあります。特に、異なる容量やブランド、型番のメモリが混在している場合、最も低い周波数に統一されることが一般的です。

なぜ一部のPCが2400MHzで動作しているのか?

今回の場合、4台のうち2台が2400MHzで動作している理由として考えられるのは、各PCのマザーボードやCPUの設定が異なるためです。例えば、マザーボードのBIOS設定が「自動」に設定されている場合、BIOSが最適な動作周波数を判断して2400MHzで動作させることがあります。また、OSやドライバの影響もあるかもしれません。

さらに、メモリの動作周波数を変更する際は、マザーボードとメモリが正しく互換性があるかを再確認することも重要です。

メモリ動作周波数を確認する方法と対処法

メモリ動作周波数を確認するには、CPU-Zなどのツールを使用して、メモリの実際のクロックをチェックします。このツールを使うことで、実際に動作している周波数を簡単に確認できます。

もし、2400MHzで動作している場合は、次のステップとして、BIOSを開いてXMP(eXtreme Memory Profile)を有効にするか、手動でメモリの動作周波数を2666MHzに設定することが考えられます。

メモリの互換性を確認する重要性

メモリの動作周波数が異なる場合、互換性の問題がある可能性もあります。購入したメモリは同じブランドと型番であっても、ロットや製造時期が異なると微妙な違いが出ることがあります。そのため、メモリを増設する際には、同じ型番であることを確認し、できるだけセットで購入することをおすすめします。

まとめ

メモリの動作周波数が異なる理由は、主にCPUやマザーボードの制限、BIOS設定、メモリの互換性などが考えられます。まずは、BIOS設定を確認し、XMPを有効にしてみることが解決への第一歩です。さらに、メモリが同じ型番でセットになっているかどうかも確認し、互換性に問題がないかをチェックしておくと安心です。

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